徒然ひぐらし亭

ファミリー劇場で幽☆遊☆白書放送しているので
ちょうどいい機会なので見て感想書こうかと・・・。
（以前にアニマックスで放送したの見直そうとすると
自分の好きな回ばっかりで進まないだろうし(^_^;)）

で、初回からじゃなく29話という中途半端なところからなんですが(^^ゞ


演出/中山晴夫
作画監督/有沢　誠

作画★★☆☆☆
演出★★★☆☆
総合★★△☆☆（2つ半）


暗黒武術会初戦。
第1回戦は桑原対鈴駆
その後半戦からこの回は始まるのですが。
前半のジョルジュ早乙女とコエンマのやり取りは
アニメオリジナル（ジョルジュはアニメオリジナルキャラ）
で毎回笑えます。
蛍子ちゃんがピンチに陥っている桑原君を見て
爆睡している幽助を起こそうと周りが妖怪だらけの中で
大声を出すという怖いもの知らずな場面があるんですが
それを見たジョルジュの台詞
「ライト側で巨人の応援するようなモンですねぇ

ジョルジュは日本の野球界にも詳しいようです(笑）
ライトで合ってたっけ？
桑ちゃん役の千葉さんのアドリブや
コエンマとジョルジュの漫才やり取りなど
こういうくすっと笑える気の効いた作りがいいです。

結局桑ちゃんはカウント負けしてしまうんですが
「イヤ、桑ちゃん、幽助のところに行くより早く舞台
上がろうよ」
と視聴者全員は突っ込んだハズ(笑）
その後ぼたんが客席から降りてきて
桑ちゃんの介抱？と幽助を叩き起こそうとするあたり・・・
この演出した人ぼたんファン？と思ったんですが(^_^;)
別にBGM流さんでも？と思ったんだけど(^_^;)
このシーンはよくわからなかったけど
さて、後半いよいよ蔵馬の出番！
2回戦対戦相手は呂屠。
実力では「比べものにならない程」蔵馬の方が圧倒的に強いのですが
蔵馬の母親の命を盾に取るという超卑怯な手を使って
蔵馬の動きを封じます。
殴られるままにされる蔵馬ピーンチ！
ところがどっこい一瞬の隙をついて呂屠の体に
「シマネキ草」の種を植え込み全身に痺れが行き渡らせ
「とある言葉」を発して倒し蔵馬の逆転勝利♪

「皮肉だね。悪党の血の方が綺麗な花が咲く・・・！」
は蔵馬の名台詞に入ると思いますー♪
この後飛影は2回位言っていますが
蔵馬と飛影、一見すると飛影の方が
残酷な印象を与えがちですが実は蔵馬の方がはるかに
冷酷で残酷です。
あ、自分や自分の大切な人に危害を加えようとする者に対してね。
なのでこの呂屠の方法もいっちばん危険なんですよねん。
愛する人を守ろうとする為ならいくらでも残酷になれる
そんな処が蔵馬が蔵馬たる所以なんですよ！

因みに何が起こったかわからない桑ちゃんとぼたんに
「（ふっ）後でね」
という台詞も

ぎゃー！！！！！！

「もぉ後でも先でもいいですぅ」
となっちゃうのは私だけ？(笑）
いやぁ、それにしても緒方さんの声が高め！
当時下手な訳では決してないのですが初々しくて・・・
やっぱり後半や今の方が演技にぐっと厚みが出ています！
桑ちゃんの千葉さんと飛影の檜山さんはそんなに変わらないけど
佐々木さんと緒方さんは高めですね～。
ところで！！
びっくりしたんだけど
蔵馬の対戦相手の呂屠の声が
森川智之さん
なんですよー、そこのオクサマー！！(笑）
え～～～？何か全然気付かなかったワタシ・・・。
確かに最初の方とか緒方さんも檜山さんも
脇役キャラの声とかされてますし
ジョルジュの西村さんなんかもよく
ヤジを入れる妖怪とかされてます。
なので後々出てくる主要キャラの皆さんも
ちょこちょこと出てるのは知っていたんですが・・・
いやー森川さんあくどい役柄も何てウマイんでしょうか(笑）
もう1回聴いてみるけどやっぱりでも
今の森川さんから・・・例えば楸瑛やコンラッド声からは
想像が出来ないよ～。死々若丸の時も
「んん～？森川さんの声・・・なのかなぁ」
って未だにピンと来ないし・・・。
はーびっくし。



さて、作画ですが全体的に丸っこくてちょっとイマイチ。
まぁ、もっと作画が「うわわわわ」な時がこの後出てくるので
それよりはいいんですけど・・・。
個人的には確か榎本さんという方の作画の時すっごくイイです！！
多分もうちょっと後かな～。
幽☆遊☆白書においてはもっとシャープな方がいいのよね。
全体的な体とかのバランスもね～。
演出はまぁまぁかな。
基本的に幽☆遊☆白書って作画の出来に
格差がありすぎるのがザンネンだけど
演出の出来がイマイチな回は
私が今覚えている限りでは2回位なので・・・
いい出来なんですよ。
そういう訳で全体的には2つ半で。