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昨日から、雪がしんしんと降り積もった。
田舎道は危ないので、保育所は休園になった。 今日は、前々から計画されていた “村の温泉旅行”の日。 インスハラボジの息子(ソウルに住んでいる)が “村のお年寄りに温泉沐浴をさせてあげよう” と、150万ウオン出資してくれたらしい。 この雪で延期するかどうか、村長さんも悩んだらしいが、前日から準備した大量の食料や、バスの予約のために、行くことになった。 参加者は、50代から80代の年配者。 行き先は、バスで4~5時間もかかるキョンサンドー。 うちからはお義母さんが参加し、私たちは留守番。 ところが、、、、 楽しいはずの慰安旅行が、大変なことになってしまった。 ここからは、お義母さんから聞いた話。 昼食を食べて、温泉に入ったのだが、、、 ハンジュンイアボジが、温泉の中で倒れた。 暑いお湯の中で、うつ伏せになって浮かんでいるのを発見され、すぐ救急車で運ばれた。 館内放送が流れ、他の人たちはまだ洗い終わらないうちにあたふたと服を着て出た。 温泉場は大騒ぎとなり、警察が調査にやって来た。 ハンジュンイアボジは、帰らぬ人となってしまった。 行きのバスの中ではとても元気で、冗談なども言ってみんなを笑わせていたというのに、、、、 “人のあした”というのは本当に分らない。 村長さんやハンジュンイオンマ、他数名を残して他の人たちは午後8時ごろ帰ってきた。 遺体は、明日の明け方帰宅になるらしい。 可哀想なのはインスハラボジだ。 みんなの為に、と思ってプレゼントした旅行がこんなことになってしまって、胸を叩いて悔やんだという。 私もその話を聞いて、胸が痛んでどうしようもなかった。 ハンジュンイアボジ。 68歳でありながら、オートバイに乗って毎日イチゴ畑に行き、仕事もバリバリしていたのに、、、、 まだ信じられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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