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おいろーぱ野郎

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2004.12.25
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カテゴリ:das Thema
体を十分に動かしながら呼吸器系を機能させるために日中30分は近所の散歩を行うことが習慣になってしまった。師走の風は寒さ十分、戸外に停車している車にはしっかりと霜が降りている。

大会の会期中に選手の送迎用に使われる玄関?の柵に沿い、センターコートを左手に見ながら坂を下る。高台が幸いし、遠くにBigBenやLondonEyeやガーキンといったLondon名所をパノラマのように見ることができる。Wimbledonは坂の多い住宅地なので、ほぼ平地といってもよいMuenchen市内から移り住んだ当初はまるで日本の閑静な住宅街にいるかのような印象を受けたことを思い出す。
予選用コートの脇を壁越しに通り過ぎると上り坂が始まる。登りきったところにある尖塔の教会Aを折角なのでひやかし見学させてもらうべく中に入る。丁度クリスマスの日なので昼からミサが行われていたが、参加者は10人程度と少なく、結構なお年寄りが殆どだった。教会Aを後にし、Wimbledon Parkに沿う道を歩き続け、同名の地下鉄駅の通りまで足を伸ばした。そこにあるインド入植者中国人が創始した伝統中華料理という触れ込みの店のクリスマス休暇予定を確認したかったのがその理由だが、予想通り、残念乍ら25日から28日まで休業していた。お向かいの小ぶりな地下鉄Wimbledon Park駅の出入口のドアも施錠されていた。通りからは商売の匂いは全くしてこない。駅出入り口の並びに教会Bが有るのを偶然見つけこれまた冷やかし見学する。その後Wimbledon Parkまで戻り、白鳥や鴨が滑っている公園内の冷たい池を横目に芝生の空地を歩く。この空地はWimbledon期間中には当日券を求める人々の行列がとぐろを巻くバッファー区域に様変わりする。空地を抜け、車道に沿ってテニス博物館(=Wimbledon正門)の前を通過し、左にゴルフコースを見ながら三叉路を右に折れ、坂を登り自宅へ向う。

キリスト教信者でもないのに教会には興味があるので、時間があれば取り急ぎ中に入り野次馬見学してしまう癖がある。単に静かな場所が好きなのと、人々が何かを信仰するための場に関心があるからそうなってしまう。教会に限らず神社や寺院でもイスラムのモスクでもこの癖は変わらない。
教会といえば、ドイツで普通に見る教会群は上から見下ろすと十字架の形になるよう意図的に設計されていたりと、(黄金分割ではないのでキリスト教義上分割とでも呼べばいいのか無学なので確かではないが)宗教上の制約を満たすよう十分な配慮をもって建てられている(と想像される)のに、UKでは少なからぬ教会が民家をそのまま転用したような設計的中心のない左右非対称の家屋から成っている。そして(Londonの中心街にある格式高いカトリック教会などは例外として)小さな町にある教会の多くは内外装とも非常に質素なつくりである事をUKとドイツとの相違としていつも強く意識する。これに関しプロテスタントとカトリックの差はない。余りご利益がなさそうといったらバチが当たるかも知れないが、ドイツのそれに馴れた目にはやっつけ仕事でできた教会であるような印象を受けてしまう。

教会Aに関して:
ドイツだと尖塔をもつ教会は大体プロテスタント(ドイツではエバンゲリッシュと呼ばれる)のそれなのだが、この教会Aもプロテスタントなのか英国国教会に属しているのかについては教養も興味もないので定かでない。ドイツのプロテスタント教会はメインの十字架一つとっても非常に質素な内装であるがここも同様に過度な装飾は見当たらなかった。小さな庭には墓石が並んでおり、その幾つかはアイルランドでよく見るケルトの丸付き十字架であった。

教会Bに関して:
まず入口から階段を>下りて<いく。少し不思議な気分。突き当たるとドイツで見るのと同じように頭と掌と足と脇腹から血を流すイエス像やマリア像などがあり、記憶が懐かしさで満たされた。「今丁度マスが終わった所だけど夕方にもう一度やるよ、あんたカトリック信者かね。」と信者のお爺さんから問われた。出口で何組かの家族連れが話しているのが聞こえてきたが、その言葉は英語ではなかった。

UKに来た当初、クリスマスの夜にドンパチと花火を上げる輩が多いことに驚いた。ドイツ人が見たらなんてことだと卒倒するに違いない。こういう点からしてこの地では宗教上の厳かさがやや欠ける事が伺え、教会の造りにこだわらない気がするのも判る気がする。これらの真相は意欲的に研究すればさらりとわかるのだろうが、生憎そうする気力は今はない。来年はすこし調べてみるかな。





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Last updated  2004.12.31 11:58:12
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