|
カテゴリ:徒然
こないだ東京に帰ったとき、多くの人から「今年の東京は寒いでしょう~」と聞かれた。だが私としては「ん?そうかな?ワシントンの方が寒いと思うけど?」とずっと思っており、そう答えてきた。
しかし、前言撤回。東京の方が寒かったです。っつうか、最近のワシントンは異様にあったかいです。 東京の最高気温が5度とか6度とか言ってるときに、こちらの最高気温は決して10度を下回らないのですよ。ヘタすると20度に手が届きそうな勢いだ。ゴルフができそう。実際に私の周りの人はやっている。 私が以前住んでたシカゴは、もうこの世のものとは思えない冬の寒さであった。日中温度がマイナス20度とかになる上に風が強い。何せニックネームが「Windy City」ですから。そこで気温とは別に、強風による体感温度(windchill)が必ず表示された。これはもう凄いですよ。マイナス30~40度くらいになる。まさにバナナで釘が打てる世界。街に面したミシガン湖は当然ガチガチに凍る。 それに比べるとワシントンの冬はただでさえパラダイスに思えるのだが、今年はそれに輪をかけている。この地も何年かに一度はドカ雪が降るのだが、今年はまだそれにもお目にかかってない。道行く人もいたって軽装であります。 何よりもポイント高いのは、今年のワシントンの冬は「晴れる」のだ。 来てみて分かったのだが、この地は雨や曇りが多い。ある大先輩曰く、「建国に際して、雨が多く湿地帯のこの場所を誰も欲しがらなかったので、仕方ないから首都ということになった」のだそうだ。そうした逸話に大きく頷けるほど冬はお日さまが出ない。しかし今年は違う。妙に快適。この天気だったらここは首都にならなかったかも。今年は桜の開花も早いかな。 聞くところによればシカゴも今年はあったかいらしい。異常気象の一言で片付けたくはないが、去年の大ハリケーンとか見ても、何か自然バランスに変化が生じてるのかもしれませんな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[徒然] カテゴリの最新記事
|