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カテゴリ:徒然
その1からの続きです~。
さくさくと裏口のようなところから空港を出ると、そこはこぢんまりしたロータリー。快晴。暑い。そして埃っぽいな~。待っていたバスに乗り込む。 ロータリーの正面には、でかでかと「中国石油」の看板が鎮座している。見えるかな。 かの国はアフリカ向けエネルギー戦略を強化しているが、それを目の当たりにした感じ。 市内に向け発車。Khartoumってのは白ナイルと青ナイルが合流する古都なんだそうだ。確かに比較的肥沃な大地っぽいし、案外交通量も多い。市内はアラビア語の世界。前に訪れたモロッコのマラケシュを思い起こさせる。こんな感じ。 それにしても突然降ってわいたスーダン市内観光。パスポート手許になし。こりゃエキサイティングですよ。開き直ってバスから写真をとりまくる。 途中巨大なナイルを越え、乾いた大地を走ること30分。やっぱし欧米資本とか進出してないね~。途中見かけた欧米系はShellのガソリンスタンド1軒くらい。そうこうするうちにホテルに到着。鍵をもらって部屋に入る。やれやれ。案外眺めがいいぞ。窓からはこんな風景。 部屋はまあきれいでありました。ちなみにTVはサムソン製。さっきの「中国石油」と併せてアジアの勢いを感じさせる。 しかし我が日本も捨てたもんじゃありませんよ。ソフトパワー健在なりですよ。サムソン製TVをつけると「Sudan Spacetoon」と称した子供向けアニメ番組をやってたが、内容は名探偵コナン、スラムダンク、ハクション大魔王とかですから。 ランチを食べてちとナイル河畔を散歩。河畔には興味深い建物がいろいろありました。まずは白ナイルと青ナイルの合流地点と、遥か向こう岸のスーダン政府のキレイな白亜の殿堂。 あと、建設中の巨大ホテル。これは5つ星になる予定で、オーナーはリビアのカダフィ大佐なんだそうだ。 さて夕方、またぞろバスに揺られて空港へ戻ります。パスポートもめでたく戻ってきました。5時と言われてた出発時刻が6時半を過ぎてももう驚きません(笑)。。。 そんなこんなでめでたくエチオピアに到着。ワシントンを出てから苦節40時間弱。いや長かった。ロンドンなんて旅程の「半分」どころか、「5分の1」くらいでしかなかったな~。 それでもまあ、最後はエチオピアで援助業務に尽力されているこの人と感動の再会ディナーを果たし、長い長い一日はご機嫌のうちに幕を閉じたのでした。 ちなみに、ことあるごとにPCを取り出してこれを書きなぐっていたので、同行してる南米人の同僚から「あなたいっつも仕事してるわね~」と言われてしまった。仕事じゃないんです(笑)。ヒマな時間いっぱいあったし。さあ、明日からは本格的に仕事ですわよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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