ぐま日記＠DC浦島生活。

　アフリカ道中の写真を遡ってアップしました。よろしければご覧下さいませ～。

　さて、出張中の飛行機の中で見たBewitched、ご存じ「奥様は魔女」。でも厳密に言うとリメイクではありません。

　舞台は現在のロサンゼルス。主人公が「魔界から足を洗って普通の人間として生きることを決めた」魔女だってとこは同じだが、ストーリーにおいてオリジナルの「奥様は魔女」は厳然と存在してます。それをリメイクする過程での恋愛ドタバタ劇、という若干凝った設定。

　この映画の感想はただ一つ。ニコール・キッドマン、可愛すぎ（はあと）。

　彼女は主人公すなわち「リメイク番組でサマンサ役を演じる（実は本当に）魔女」。純真で嫉妬深い、でも一途なむちゃくちゃ可愛い役を演じてます。この人は冷徹な美女なのに声がやけに甲高くてギャップがあるのうとずっと思ってましたが、この役にあの声はパーフェクトマッチ（笑）。

　ダーリン役すなわち「リメイク番組でダーリン役を演じる俳優」はウィル・フェレル。数多くの名エンターテイナーを輩出したアメリカの超長寿コメディショー、Saturday Night Liveで最近までメインを張り、現在ハリウッドに進出しているコメディアンであります。もともとの芸風はダチョウ倶楽部、それも上島竜平って感じで、私は大好きです。

　ストーリーは、まずは魔女側の一目惚れ、だんだん惹かれあう二人、でも彼女が魔女だと分かり一時別れるも、真実の愛に目覚めてめでたしめでたし、とまあベタですが、魔法を封印した彼女が嫉妬に駆られ思わず意地悪な魔法を使ってしまうとか、感極まると寄り目になるとか、ワンちゃんネコちゃんとか、可愛いテイスト満載です。

　そしてまた２１世紀的テイストも豊富。ダーリンが離婚調停中だったり、現在もオンエア中の人気番組、Inside the Actors StudioとかLate Night with Conan O’Brienとかが登場したり。楽屋オチを交えよく出来ております。

　いや～疲れたときはこういう何も考えずに楽しめる気楽なやつが和みますね。Mr.&Mrs.Smithと違って徹頭徹尾画像が美しいわけではなく、時にダチョウ倶楽部の全裸みたいなやつ出てきますけど（笑）。