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カテゴリ:徒然
私は飛行機が好きである。そして仕事柄乗る機会は多い。しかし、我が国が誇るナショナルフラッグ・日本航空を使う機会は残念ながらあまりない。知人からいつも「不誠実である」と責められている(笑)。
ワシントン・東京間の直行便を運行してないというのが最大の理由。また、大西洋をこえてヨーロッパ方面に飛ぶときにはもう日系航空会社のテリトリーではありませんしね。 しかしこの遠隔の地から見ていても、JALは今いろいろ大変そうですなあ。こんな記事を見つけた。わたしゃこの日記で新聞記事を取り上げて突っ込むのを定番にはしたくないんですけど、こればっかりは突っ込まずにおられませんでした。 JAL子会社の米グアム線で、今年1月まで10ヶ月間、乳幼児用の機内食に米国産牛肉が混入していたという話。別にJALがわざと混ぜて偽装したってわけじゃありませんよ。米国産牛肉をずっと使用中止にしてると思ってたら、コロラドの精肉会社、グアムの食品加工会社を経るうちにどっかで混入してたって話だ。動画ニュースだとこんな感じで報じられているらしい。 この記事のメッセージは何だろう。「JALけしからん」ってことかなあ。「乳幼児に米国産牛肉出すなんて!」ってこと?「公表がこんなに遅れるなんて!」ってこと?JALはどっちかって言うと被害者のように見えるのは私だけでしょうか。。 そして私の目を釘付けにしたのは、発覚したきっかけが、乗客からの「米国産ではないか」との問い合わせだったというくだり。こんな場面を想像してしまいましたよ。 客室乗務員「こちらお夕食、お子様にはミートスパゲティでございます。お飲み物は何になさいますか?」 山岡士郎「俺はモルトウイスキー」 ゆう子「私はオレンジジュース。子供たちにはミルクを」 陽士、遊美「ちゃーちゃー、ちゃんちゃん」 海原雄山「。。。。こんなものが食えるかあっ!!機長を呼べい!」 機長「か、海原先生、何か粗相でも。。?」 雄山「この雄山もなめられたものよ。このミートソースのひき肉は米国産ではないか。BSEを誘発する特定危険部位を含みうる肉だということを知った上で、あるじ、この雄山の孫にこれを出したというのかっ!」 機長「ううっ、申し訳ありません。すぐにお取替えいたします」 雄山「士郎、貴様も貴様だ。一目見ただけで分からんのか。そんな体たらくで究極のメニューなど笑止千万」 士郎「ぐ、ぐぬうっ」 雄山「時間の無駄であった。中川、帰るぞ」 中川「し、しかし先生、ただ今太平洋上空8000メートルでございます」 。。。。とまあ冗談は抜きにしても、日本航空、事故や内紛でちとミソがついてしまったばっかりに、何でも批判記事に仕立てられてしまうというスパイラルに陥っているような気がいたします。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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