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カテゴリ:徒然
シカゴで通ってた学校の広報の人々が取材にやってきた。学内誌やウェブ、受験生向けのパンフとかに、「各界で活躍してるOB」みたいな感じで記事を掲載するそうな。
「ワシントンの国際機関で働く日本人のOB」か~。ふむふむ、良いところに目をつけましたな(笑)。留学生対策かな。 やってきたのはインタビュアーのお姉さんと巨漢のカメラマン。はるばるこのアポのためにシカゴから飛んできた。ちなみにシカゴ人同士が一発で打ち解ける魔法の挨拶、それは「今年の冬はどうだい?」。彼らは「いや~今年はマイルドだよ」と目を輝かせて答える。 さて取材。まずはお姉さん相手に「自分がこの機関でどんな仕事をしていて、学生生活で得たものがここでの仕事にどう役立っているか」を話す。 当時私は30人強のクラスで唯一の日本人であった。他の留学生やアメリカ人学生との交流を通じて、私は世の中には数限りない価値観や考え方があることを身をもって知るとともに、自己表現や交渉というものをどのようにやっていくべきなのかを学んだ。そうした経験は、世界中の人が集まるこの機関で仕事するに際して大いに役立っている。といったことを滔々と述べる。「Perfect!」とお姉さん。一発OK。おほほほ。 そして写真撮影。これが照れくさかった。。 まずはオフィスで。「はいこっち向いて~」「PCに向かって仕事してるポーズして~」くらいはまだいい。だんだん「腕組んで笑って~」「肘ついて右上方を見つめて~」とかいった感じになってくる。すいません日常生活でそんなポーズ絶対とらないんですけど。ほとんど自衛隊の勧誘ポスターだ(笑)。 でもこちらのインタビュー記事やパンフでは、確かにそういう構図をすごくよく見かける。そういった流派が写真学校とかで主流なんだろう。 それでまたこのカメラマン氏、撮りながら「いいよいいよ~」「君は最高の被写体だ~」とか言いまくってるわけですよ。同性に言われてもなあ。。 極めつけは正面玄関ロビー。大勢の通行人の好奇の視線を浴びつつ、ロビーど真ん中で、はたまた階段で、70年代アイドルのような恥ずかしい姿勢をとらされまくる。さらには警備員のおっさんの刺すような視線を浴びつつ、立ち入り禁止区域ぎりぎりのところでも撮影。 途中から笑顔は引きつり、「早く終われ~早く終われ~」と心の中で念じ続ける。でも楽しかったすけどね。 200枚くらい撮ったかなあ。でも採用されるのは1~2枚なのでしょう。出来上がった記事は送ってくれることになっているので楽しみ。でもここには間違ってもアップしませんので予めご了承下さい(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月17日 02時24分48秒
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