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カテゴリ:徒然
最近週末出勤とか週末出張とか続いたんで、昨日は代休。ここでは楽しそうなことしか書いてないですけど、仕事してたんすよ(笑)。
ワシントンからクルマで1時間ほど、水際の街・メリーランド州はアナポリスに行ってまいりました。灯台もと暗し、滞在3年にして行くの初めて。 アナポリスは実はメリーランド州の州都であります。といっても、大都市とは程遠い、とってもこぢんまりとしたプリティな街でありました。チャペルを中心に街が形作られており、まるでヨーロッパの旧市街みたい。 アメリカの州都って必ずしもその州最大の都市ではないのですよね。例えばニューヨーク州の州都はNY市ではなくアルバニーというところだし、イリノイ州のそれはシカゴ市ではなくスプリングフィールド。そんな都市知らないでしょう(笑)。メリーランド州だってボルチモアの方がよほどでかいのですよね。 さて、そんな小都市アナポリス。しかし全米でその名を知らぬ者はほとんどいないでしょう。ここは泣く子も黙る米海軍兵学校(United States Naval Academy)の総本山なのであります。 街中にはこんな感じで制服を着た軍人(の卵)さんがいっぱい。 海に近いせいか、シーフードが売りになってます。ご当地の老舗でランチした「辛味海老のサラダ・ゴルゴンゾーラ和え」と「クラブケーキサンドイッチ」、すごく美味しかったです。。 折りしも今週はこの海軍兵学校の卒業シーズン。街は活気にあふれております。何とついこないだ見た例のBlue Angelsまでデモ飛行してました。先輩からの祝福という趣旨でしょうか。 さて本丸の海軍兵学校。海というか湾に面した、とても美しいキャンパスです。メインの建物もとても立派。これは博物館にもなってます。 そしてキャンパス内には、こんな感じでお洒落な住宅が並んでました。表札が"Lieutenant"とかだったので、たぶん教官のでしょう。 この完結したキャンパス、祖国のために命を賭けるというnobles obligeを背負った超エリートを養成するための閉ざされた空間、という感じがします。私は書物での知識しかありませんが、旧制高校ってこんな感じだったのかしらん、と思わせるものがありました。 そして、そうした空間と当然のように共存する街。図らずもここでも「軍と国民の幸せな関係・距離感」みたいなものを感じてしまったのでした。考えすぎかなあ。。 ということで、初めて訪れたアナポリス、空の青と水の青、そして海軍のイメージカラーである青(藍)が重なって、それ自体が街のイメージとなってた感がありました。いや本当に綺麗ないい街でしたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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