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チャコちゃん無事保護。 一件落着に心底安堵しました。 お騒がせいたしました。 先ほどおばあさんがお店にお礼に来てくれて 捕獲器とトレイルカメラをお返しいただきました。 たくさんの方にご心配いただき、ご協力いただきましたこと、 心よりお礼申し上げます。 私の信頼するボラ友たちはすごい。 情報網といいフットワークといい、本当に心の底からありがたい。 昨夜も深夜まで情報交換をしたり、 ひろりんに至っては真夜中現場まで確認しに行ってくれた。 Mさん、高熱で寝込んでいるというのに、 近隣の餌やりさん宅を把握していて、その情報を教えてくれたり。 ってゆうかみんな、深夜2時過ぎても普通に連絡とれるところがすごいよね。 え、みんなも夜行性? インスタでの拡散もみなさまありがとうございました。 なんかこのところ 迷子ネコ捜索ばかりしている気がするんだけど みんな無事保護の百戦錬磨、今のところ。 しかしそれはあくまでも奇跡的なことであって、 悲しい結果になることも現実にはあるからね。 ひろりんとは過去何度もタッグを組んで迷子ネコ捜索をしている気がするけど なんだか彼女と組むと大抵見つかる気がするんだけど。 なんか持ってる?持ってるよね? 昨夜も真夜中、ひろりんが見つけてくれた。 姿を確認できただけでもどれほどほっとしたことか。 生存確認ができたことで、一気に保護できる確信が高まった。 ネコの活動時間は夜中から明け方がほとんどだから、 ネコを脱走させてしまった場合、私たち捜索隊は徹夜活動になることも多い。 明け方3時、4時とかに「保護!」となるケースが多くって。 だからね、譲渡の際など 再三に渡りお願いしていることは 「くれぐれも脱走だけは気を付けて」ってこと。 みんな、1頭のネコを見つけて保護することがどれほど大変か知らないんだよね。 全然簡単じゃないよ。 今回はスピード解決したからよかった、これはもう本当に奇跡的。 なかなか見つからない場合、 脱走した近辺から捕獲器を数台から十数台設置していく。 当然それにはターゲット以外のネコや 野生動物が入ってしまうことも多い。 ターゲットじゃないノラネコが入り、その子に耳カットがない(避妊去勢していない)場合、 そのまま さよなら~って放すことはせず、避妊去勢手術をして、耳カットを入れてから放すんだよ。 なんでか? それはたまたま 避妊去勢手術していないノラちゃんが捕まった、というラッキーだからだ。 日ごろからTNRをしているわけだから、当然それは「ラッキー」なこと。 しかし 想定外に捕まったネコの手術費用は?置いておく場所は?具合が悪かったら?ケガしていたら? リターンする?保護する?という葛藤との戦いにもなる。 突然のことに対応に追われてバタバタになる。 今更だけど、なぜ耳カットをするのか。 それは 「この子は避妊去勢手術済みですよ、もう子猫が生まれて増えることはありませんよ、一代限りの命をあたたかく見守ってくださいね」というサインになるから。 そしてもし、誰かほかの人に捕まった場合、耳カットさえあれば 無駄に麻酔をかけられてお腹を開けられる心配もないから。 そして、一度捕獲器で捕まった子は、多くは二度と捕まらない。 その恐怖を覚えているから、捕獲器に近寄ることさえない。 一度限りのチャンスなのだ、ムダにはできない。 その子が、生涯の中で、医療にかけられる最初で最後のチャンスだから、できる限りのことはする。 手術、ノミとり、ワクチン、ケガをしていたらその治療、リターンできる状態になければ保護もやむなしとなるのだ。 だからね、 飼い猫の行方だけ心配している飼い主さんには、 わてらボランティアが介入した場合の 時間とお金と葛藤の苦悩は想像を絶すると思う。 仕事もしながら 寝る間も惜しんで ネコの捜索にあたり、 ターゲット以外のネコが捕まった場合も対応に追われる。 時間とお金がいくらあっても足りなくなる。 寄付を募っているような団体ならともかく、私のような個人でやっている場合、 そのすべてが自己負担となるのだ。 (現在私はどこの団体にも属していません) だからうるさいくらいに 「脱走だけはさせないように」 とお願いする。 それでも100%防げることはない。 うーん、まぁ だから 「ペット探偵」なる職業が成り立つわけよね。 わてらボランティアはそれらを無償でやるんだから考えてみたらすごいな。 どんだけ善人なんだ・・・ ボランティアは 善意だけで成り立ってるから 本当にそれしかないから それでも理解のない人たちから罵倒されたり恫喝されたりしながら ネコのためだけに活動してる。 考えたらホントすごいことだわ。。。 飼い主さんひとりひとりがしっかりと責任を持ってネコを飼育してくれたなら わてらボランティアなんて本当は不要なんですよ。 生ませない、増やさない、外に出さない、捨てない、終生飼育。 それだけなんだけどね、、、 いつか社会から 「ノラネコ」なんて呼ばれる命がいなくなって、 みんな誰かの愛される存在になって、名前を持って、 そんな世界になったなら、 ネコのボランティア、なんていう存在は要らない。 そんな日がいつか来ることを 願ってる。 ネコのボランティアをやってる人たちは、みんな同じ気持ちでいると思う。 とにかくチャコちゃん、おかえり。 少しげっそりしていたようだけど、とりあえず元気そうだ。 長いこと外にいたので、ノミとり薬をおばあさんに渡した。 もう二度と脱走させないように、ホントくれぐれもお願いしますよ!! ご協力ご心配いただいたみなさまに、心からの感謝を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.01 15:03:40
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