血液検査とか
わかめちゃんはしっかりお薬飲めた、よし。サムと同じファモチジンを処方してもらって正解。食前30分前に、ほんの少しのちゅーるに混ぜて舐めさせ、それから食事を与えたら今日は全く吐かなかった。よかった。わかめちゃんは基本ケージの上に置いたベッドの中にいるので、そこで吐かれると本当に大変で。しかも毎回吐いてたら ちっとも栄養がとれない。わかめちゃんが小さいのはそのせいかもしれないとさえ思う。わかめちゃんって、白三毛でとっても可愛らしくて美ネコなんだけどさすが三毛だけあって性格はキツイ。月子を敵対視してるし、なにより愛ちゃんにつらくあたる。意地悪お姫様みたいだ。私にもべたべたしないけど、たまに気が向くと甘えてくる。最近は仲良しのすずちゃんが2階の寝室に引きこもりなので、遊び相手もいない。たまになっちゃんとは取っ組み合いして遊んでるけど。サムのことは嫌いで いつもサムを叩いて蹴散らしてる。サムは小娘のわかめちゃんにやられっぱなしだけど我慢してる。わかめちゃんは、愛ちゃんがひとりで楽しそうにくるくる回ってるのが気に入らないらしく、ぎゃーぎゃー言いながらベシベシ叩く。それもあって、愛ちゃんがケージフリーになるのは私が見ているときだけ。愛ちゃんは、ベシベシ叩かれてもじっとうずくまって耐えてる。見えない愛ちゃんには、何が起きているかわからないのだと思う。「わかめ!」と怒るとさーっと逃げてくから、いけないことしてるのはわかってるのかもしれないけど、とにかくわかめちゃんはキツめの性格、、、美しい花にはトゲがあるものなんだな。そんなわかめちゃんが唯一恐れているのがジーナ。本当に不思議。ジーナはおっとりしているけど、サムを筆頭にサム部屋の子達のことが大嫌いなので、わかめちゃんもなっちゃんも、ジーナの足音がしただけで慌てて逃げ出す。ジーナはサムには噛みつくけど、わかめちゃんとなっちゃんには無言で気迫で迫る。エリカラをしてるせいもあってか、とにかくジーナのことが怖くて仕方ないみたい。サムは、ジーナに噛みつかれると逃げるけど基本は低姿勢。なんか書いててサムが気の毒になってきたな、男はひたすら耐えるのみ、、、茶トラ男子のサムは、温厚な性格で女子からの暴力に日々耐えるのみ。体は何倍も大きいのにね。で、つまり、そんなわかめちゃんなので、口を開けてお薬ポイ!なんてとてもできないので粉にしてちゅーるに混ぜる作戦で。当面これで様子見。サムもファモチジンさえ飲めば吐き戻ししないので、吐かなくなってからずいぶん体がどっしりして体重が増えた。わかめちゃんも大きくなれるかもしれない。元々 子猫のように小さいわかめちゃん。大人なのに体重2.7キロ。最近 小さいネコが多い気がするのは気のせいだろうか。今これを書いてる横では愛ちゃんがひとりではしゃいで飛んだり跳ねたりしている。なんだか今日はいつにもましてゴキゲンだな。鼻プシュんもしなくなったから、風邪気味も治ったのかも。このところ自分の寝落ちがひどすぎて。昨夜もその前も気絶のように寝落ちてた。昨夜なんて、帰宅してまずはネコのトイレ掃除に回るのに、のらねこ部屋で、掃除直後にまるちゃんが用を足していたから、あれも片付けてからご飯の支度をしよう、とまるちゃんが安心して用を足せるように少し横になって待っていたらそのほんの数秒で寝落ちたらしい。気づいて起きたら三時間も経過していた。え?は?なに?どしたの?とふらふらと起き上がって、慌ててみんなのご飯の支度。自分にびっくりした。三時間って、、、床で寝落ちたから体中バキバキよ。毎晩こんな感じでホント自分が嫌になる。ちゃんとベッドで寝たいのに。横になった瞬間 気絶のように眠ってしまう何かの病気かしら。ネコたちも、「お腹減ったけど!?」って起こしてくれたらいいのに、うちの子達はみんな、私が寝落ちたらそのままみんなも静かに寝てしまうから誰も起こしちゃくれない。武蔵の肥大型心筋症疑惑も 結果なんでもなく。疑惑っていっても、私が勝手に不安に思ってただけだけど。血液検査の結果も良好で異常なし。私は みんなの血液検査の結果をファイリングして管理しているのだけど、そうすると後で見返せるのでとってもいい。特に気にしてるのは腎臓数値(BUNとクレアチニン)だけど、SDMAまで調べるとかなり安心。腎臓のろ過機能が正常に働いてるかがわかる。あとはSAA、炎症反応。肝臓数値はちょっとしたことで悪化したりよくなったりもするけど以前まーちゃんが肝臓数値悪かったときは、強肝剤とステロイドの投薬を続けて今では正常範囲に戻った。肝臓にはアンチノールやウルソもいいよね。血液検査が全てじゃないし、それでわからないこともたくさんあるけどある程度の体の状態がわかるから把握のために年に一度はやった方がいいと思ってる。元気がなくなってから慌ててしらべたときには大抵、血液検査の結果は最悪な状態になってしまってるから。とはいえそういえば自分の血液検査ね、この前集団検診受けたときの結果が来たけど私ったらまさかの腎臓数値が悪かったんですけど。え。やだなにそれ。えーとえーと ネコの場合は皮下補液とか療法食とか考えるけど、え、人間は?と頭にはてな?がたくさん浮かんだ。塩分?んー、わからん。でも大丈夫、この数値ならまだ軽度よね、とネコの数値で考える。なんで腎臓悪くしたんだろう?全くわからない。ネコも歳を重ねると腎臓数値悪くなってくるけど、人間もそうなのかしら。うん、でもまだ軽度だと思う。アンチノールでも飲むか?それにしても今夜の愛ちゃんは本当にはしゃいでるな。楽しそうでなにより。やっぱ子猫だもんね、楽しくて仕方ないよね。愛ちゃんを見ているとどうしても優性思想について考えてしまうのだ。そんなことを考えるのは 人間特有の悪い癖だと思うけどそもそも優性思想なんて アリなの?一般的にはタブーだろうしでも現実にはあるんだし難しい問題だよね。 愛ちゃんは あのままお外にいたら生きてなかっただろう、もちろん健常な子猫でも 生き残れるのはわずかだ。人間の庇護のもとなら どんな子だって生きられる可能性はあるけれど病気だとか、人慣れしないとか、攻撃性があるとかで 殺されていく命はいまだに後を絶たない現実って 一体なんなんだろう。仮に保健所に持ち込まれた場合、愛ちゃんのような子は真っ先に命の選別をされてしまうんだろう。一見 平和そうな社会。実は残酷さに満ち溢れている表裏一体の世界。人間がNOといったら生きられない命たち。現実には本当に難しい問題なのだろうけど、みんながYESと言える やさしい社会になれたらいいね。愛ちゃんは 私にいろんなことを教えてくれるかけがえのない存在だ って最近つくづく考えさせられる。今夜もたくさん運動したね。いい夢見ろよ、愛ちゃん。