まさかの肥満細胞腫
あまり深刻に考えてなかった さんちゃんの脇腹のしこり。1センチくらいの柔らかいしこりに、二週間ほど前から気づいていたけれど。きっと、脂肪の塊だろうな、さんちゃんもシニアだしな、と思ってた。でもなんとなく気になって、今日はついでにさんちゃんも一緒に病院へ。年末だもの、不安要素は取り除いておきたい。先生でさえ、どこにしこりがあるのか見つけられないほどの小さなしこり。「どこどこー?オッパイじゃなくて?」「ここ、ここ!ここ触って、ここにあるから」「あ、ほんとだ、じゃあちょっと針刺して細胞診してみるね」「まぁ脂肪の塊だとおもうんですけどねー」なんて軽いやり取り。そしたら「ほぼ間違いなく肥満細胞腫。切除して病理検査出していい?」「え、今?今切る?」「今切る」「わかった」で、急遽切除手術のあいだに、私はコンビニATMにお金を下ろしに、、想定外だ、想定外。病理検査だって万札飛んでく。1センチくらいのしこりに、10センチくらい脇腹を切った痛々しい傷跡。表皮のしこりは取りきったけど、病理検査の結果 浸潤性やステージを調べて、問題なければ今日取りきったから終わるけど、そうじゃなければ、、、てもきっと大丈夫。ジーナだって以前 頭のてっぺんにできた肥満細胞腫、取ったらすっかり治ったもの。さんちゃんだってきっと大丈夫。ネコの肥満細胞腫の場合、表皮にできただけなら切除で終わる。問題は、内蔵にできたとき。それが表皮に転移したものだとかなり悪性度が高くなる。ホントに今日、たまたま思い立ってさんちゃんを連れてった。念のため、くらいの軽い気持ちで。わかってよかった。最近私はイロイロ勘が冴えていて自分でも怖いほどイロイロ当たるのだ。なんなの、ってくらい。当面さんちゃんはお洋服生活。慣れなくて苦戦してるけど仕方ない、傷跡は思ったよりはるかに大きい。来週の抜糸のころには、病理検査の結果が出るかな。がんばれさんちゃん。