花は花という生き物であってモノじゃないと思うのに
クロネコの中に時々 粗暴なノラネコがいるらしい。某運送会社さんのお話ですけど。浅い水をそれ専用の容器に入れて、更にビニールで容器を包み、倒しさえしなければ絶対水漏れしない状態で クール便で送ったお花。「横倒厳禁」「水漏れ注意」と箱の全部の面にマジックで大きく書いたにもかかわらず倒れて水がもれて花がしおれてしまったと。可憐で繊細な花を送ったので、倒れて水がなくなればそりゃしおれてしまうかも。今日の午前中必着のお約束で、ご希望通りのこんなかわいい花が届いたら、きっと、絶対、喜んでくれるはず、って。いつもご自宅用に、テーマを決めてご注文くださるお客様、毎回「イメージ通りでした!」とお礼のメールをいただくので、そろそろ嬉しいメールが来るんじゃないかなって期待と不安で居た頃の、運送会社からのそんな連絡。。。ガッカリだよもぉ。しかも午前中必着の約束。連絡が来たのはお昼の12時直前で。はぁっ!?でしょもぉ。私からもお客様に連絡するので、そちらからもすぐに事情を連絡してくれと頼み。いつもやさしい方で、怒ったりはしないんだけど楽しみにしていたお花、やはりかなり残念そうで。明日でもいいです、とのことですぐに本日再送しますとお約束をして。とりあえずどっかのセンターでしおれちゃった、というその花、一応どんな扱いを受けて水がもれてしおれちゃったのか確認したいしその花、返してもらえますか?と聞いたところ再送料金を負担するので返品できない、という返事に更に唖然。まったく同じ花を再度送ることはできないし、多分おそらくもう一度水揚げすれば生き返る花たちだからじゃあお客様のところへお渡しすることはできますか?との問いにも「できない」の返事。じゃあその花どうするの?センターで預かります。預かってどうするの?しおれちゃったんでしょ?捨てちゃうの?生きてるのに・・・とても嫌な気持ち。もう一回水揚げすれば絶対生き返るのに。そしたら売れなくても、うちにでも飾るのに。お花が大好きなお客様のところへ渡っても、きっと生き返らせてくれるのに。そのどっかの雑な扱いのセンターとかでゴミ箱に捨てられちゃうなんて絶対いやなのに。返して欲しいんですけど。上と相談しないと回答できません。なんとも冷たい対応ですこと。そもそもちゃんと扱ってくれなかったことが問題なのに。手紙だって入れてある。それだって返してほしいのに。そのノラネコヤマトさんの言い分は、この花代金と送料をもう一度そっちで負担してくれるんならその荷物返しますよというなんとも脅迫的な 言い分で。モノじゃないのにね。お皿が割れたとかなら もうしかたないかもしれないけど生き物送っているのにね。大体アレよね、大きい会社ってあちこちセンターやら支店があって、あっちで起きたことはこっちではわからない、関係ないって態度。運送会社さんの中では、ノラネコヤマトさん 一応いちばん信頼してるけどそれでも よそれでも今までも何度もこういうことはある。いちばんひどかったのは、まる一日荷物が行方不明になったことがあったな。届くはずの日に届かなくて、荷物がどこに行ったかわからない状態になり、なぜか翌日お客様の元へ届いたときには箱はつぶれて水浸しで。電話で問い合わせたけど、結局その行方不明の一日、その荷物がどこにあったのかわからないっていう返答。あれは本当にビックリした。お客様の、お父様の命日に届くはずだった花。それなのに、商品代金と送料を負担するから許せ、的な対応で。花って少し特別だから記念日だったり、その日、そこに花がなければ意味がない、ってことが多い。クロネコさんは、ホント対応がよくてみなさん感じよくて、いい運送会社さんであることは間違いないです。ただ時々、扱いが乱暴な 粗暴なノラネコが混じってるようで。なんだかガッカリな今日の出来事。そういえば今日は朝からツイてない。入金してたらATM壊れるし信号はみんな赤だし。今朝ちら見したテレビの占い、当たってたりして・・・普段占いは極力見ないようにしてるんだけどちょっと目に入っちゃったのよね。はぁ~・・・今朝テレビでやってた宮城の出荷停止の牛たち。あれも心臓がばくばくするほど驚いた。出荷時期を過ぎた牛って、死んじゃうんだって。なぜならサイコーにおいしい状態にして牛を出荷するから、つまり牛は極度の肥満体に育てられ牛が生きるということよりも、食べておいしいを念頭に育てられるから出荷しなかった牛がどういう状態になるか 誰も経験したことがないと。で、死んでしまうなら、とせめて品質よりも命を重視してあげたいと、エサを変えたりして苦労している農家の方がインタビューを受けてた。人間はどこまでも貪欲でそんな事実さえ知らされずに「おいしい」と食べてた私たちは一体どれだけ無知で愚かなんだろうと朝から暗ーい気分にもなり。殺すだけが捨てるだけが能じゃないだろうって今日はそんなことばかりを痛感する一日。。。その命に感謝して、花を愛でその命に感謝して、おいしい食事をいただきましょう。たくさんの大切なもの、大切な命がいっぱいいっぱ犠牲になって今の経済が成り立ってるんだと思うとくそくらえ とか思ってしまうのはイケナイことでしょうか。くそくらえだよ まったく。