静岡へ遊びに行く その2
SLの正面の写真を撮っていた私より先に改札を出て、まず初めに私の弟と顔をあわせたのはダンナ。「イェーイ」などとかなりのハイテンションで声をかけたらしいが、どうも様子がおかしかったらしい。ちびまる子ちゃんで言えば、顔にタテ線が入ってる状況という感じかも。続いて弟とお盆休み以来の再会を果たした私も、「?」。青白い彼の第一声:「それどころじゃない…」よくよく聞くと、途中で寄ったドンキホー○で、財布をなくしたらしい。キャッシュカード、クレジットカード、免許証が入っている上、現金3万円ほどが入っているという。(すねかじりのフリーターのクセに、なぜか所持金が私より多い)しかも財布はプラダ…。とにかくドンキホー○に連絡して探してもらうよう依頼。ぼーっと待っててもしょうがないので、とりあえずは次の目的地、寸又峡へ向かう。千頭駅から寸又峡へは、車で30分ほど。バスも出ており、グループ客がぞろぞろと乗っていく。曲がりくねった山道で一応シートの下などに財布が紛れていないか探していたダンナは酔った。青白い顔のヤツがもう一人増え、車は寸又峡へ着いた。まずは腹ごしらえ。もう2時なので、お腹ぺこぺこ。私が朝からがんばって作ったお弁当だったのに、男2人はそれぞれの理由であまり食が進まない。私が一番多く食べた気がする(苦笑)しかし、寸又峡にはニホンカモシカがいるのだろうか。謎。その後、町営の露天風呂へ。入浴料が400円、タオルが200円。タオルは持ち帰れるよ。薄いけど。弟の分はもちろん払ってあげました。女性の方は、私しか入っていなかったので撮影。たぶん5~6人入ったら満員くらいの大きさ。脱衣所からお風呂へ入る足元が、狭い。30センチくらいだった気がする。その上、アルカリ性の泉質のため、ぬるっ・つるっとして滑りやすいので注意。こういう景色も見れます。…お風呂のふちの岩に乗って、背伸びすれば(^^;紅葉の頃もいいだろうなぁ~~。こんな感じで(?)、美人湯のおかげで湯上りはお肌もすべすべ!!熱すぎず、ぬるすぎず、ずっと入ってられそうないいお風呂だった。ちなみに、かけ流しではなく加温・循環してはいるものの、加水はしていないお湯です。さあ、駐車場に戻って、出発準備。一つ気になっていたことがあり、私はすぐそばの観光案内所へ。「あの~、あの~、むかーし、立てこもり事件があったのって、この辺ですか?」「あんた若いのに、そんなことよく知っとるねぇー。興味あんの?」「いやぁ、なんか、そんな話聞いたことあったんで…」そんなこんなで、30年以上前に殺人事件を起こした金嬉老が4日間立てこもっていたという旅館がどこなのかを教えてもらった。聞いちゃいけないことなのかもなぁ、聞いて案内のおじちゃんをイヤな気分にさせちゃったらどうしようかなぁ、と思いながらも、聞いて気が済んだ。ただの好奇心で旅館を特定したかっただけの私…。もちろん今はキレイに建て替えられていて、そんなことがあったなんてもうわからない。さてっ、まだ弟の財布は見つかりません!この後は弟の車で、SLで登ってきた大井川沿いを下って新金谷駅に戻ります。おっと!!しばらく報告しない間に、また下がってしまいました。今日の早明浦ダム、貯水率 0.5%