東京観劇ツアーその3「キャッツ」
東京での一夜が明け、いよいよ2日目。というか最終日。いろいろと疲れてグーグー寝ていたせいもあり、朝11時ごろ起きてチェックアウトし、同じホテル内の中華料理店で朝昼兼用の食事「また中華?」と思うかもしれませんが、私はすごく中華料理が大好きなので、全然問題なしです!そしていよいよ、五反田で電車を降りて今回の旅の最終目的地、キャッツシアターへ!シアターのすぐ隣は某宗教団体の建物になっており、無宗教の私はちょっとギョッとした。キャッツシアターの中へ入ると、人がたくさんいる~~。カップルや女性グループだけでなく、小さい子どももいる家族や、中年ご夫婦も。さすがに日本のミュージカルの金字塔「キャッツ」。観客層も幅が広いよう。客席に入ると、これまたびっくり。ネコから見たサイズの、いろんなものが場内中に散りばめられてる。粗大ゴミ的なものもあれば、日用品のゴミなども。舞台の実際の映像が、劇団四季の公式HPの「キャッツ」ステージガイドで紹介されてるので、ぜひそちらをごらんください(笑)そして幕が上がると、私の席のすぐ前が通路になっていることもあって、ネコたちが目の前を走って回る!すごい迫力、すごい臨場感!ステージ上には絶えず10数匹のネコたちが歌って踊って飛び回っていて、どこを見ていいかわからないくらい。舞台装置もすごく凝っていて、幕が開いたときには舞台そのものが回転するのを始め、びっくりするようなところからネコが出てきたり、ネコたちが空中ブランコしたり!早水小夜子さん扮するグリザベラが歌う「メモリー」は、とてもとても感情がこもっていて、私は正直そこまではただ舞台の流れをびっくりしながら追っているという感じだったんだけど自分の心をぐぅっっっと全部持ってかれるような感動がおそってきて理由のよくわからない涙を流してしまった。感情移入して悲しくなったわけではないし、寂しくなったわけでもないと思うのに、あのときの自分の涙の理由の説明はできないなぁ…。キャッツ観劇後は、めずらしくグッズを購入してしまいました。それにしても、感動、感動の2日間だった!!本当に観劇以外の何もしない旅だったけど、大満足。キャッツを観ることは、劇団四季のファンになってしまってからはある意味「いつか叶えたい夢」だったので、それ以外にも2本の演目を一緒に観ることができて幸せだったぁ