劇団四季「夢から醒めた夢」初日
観劇から1週間ほど経ってしまったけど、「夢から醒めた夢」の名古屋公演初日に行ってきた。初めて観るこの演目、劇団四季の公式HPなどで予習はしておいた。何が楽しそうって、開演前のロビーパフォーマンスらしい。いろいろ想像していたけど、予想以上に驚きの連続だった!!ロビーの奥から、ホイッスルとドラムの音がしてカラフルな鼓笛隊、みたいな扮装の俳優さんたちがやってくる。あとで気づいたんだけど、ドラムを叩いてた方は私が大好きな、川地啓友さんだった。もっと早く気づいてじっくり拝見すればよかった…ロビーのあちこちで、タップダンスをやってくれる兵隊さんのコーナーあり、ハンドベルを演奏してくれる小人の妖精コーナー↓あり、マリオネットを見せてくれる仮面男がいたり、手回しオルゴールを披露してくれるおじいちゃんがいたり、ロビー中を歩き回るピエロや、足の長ーいピエロもいたりして、けっこうな人ごみ状態のロビーを、あれも見たいこれも見たいとウロウロ・・・。そんな中、私の肩をトントンと叩く人が…。誰?と振り返ると、わーーー!!!ピエロさんが私の肩にアゴを乗せて、いたずらっ子のような笑顔思わず、こんな写真を撮ってもらっちゃいました。なんてステキな笑顔なんでしょうっ!確かにロビーパフォーマンス、楽しい!!開演前のこの時間だけにお金を払っても構わない、くらいの楽しさ。演目自体は、子どもでもわかるようなシンプルさがありつつもちろん歌やダンスはまったく手を抜いていない内容。サーカスやアクロバットにも近いような演出も盛りだくさんで、見ても、聴いても、ストーリーも、すべて楽しめる。最後はちゃんとハッピーエンド。温かい気持ちで劇場を後にすることができる。子ども連れのご家族が多かったのもうなずける。ただ、毎度毎度指摘してしまうんだけど、いくら子どもが時々飽きちゃうからといって、アメを与えておとなしくさせるのだけは勘弁してっアメのビニールをカサカサと開ける音と甘ったるいフルーツの香りが気になってすっごくイライラするし観劇に集中できないんだよね…。子どもが泣いちゃったりとか、声を出しちゃったりとかするのは全然気にならないんだけどね。劇場側も、少なくとも上演中は飲食厳禁というところをもっともっと周知徹底してほしいなぁ。