劇団四季「マンマ・ミーア!」in大阪
この話題も、さまるわたりコイツさんのめでたいご披露宴がらみ。そんなに経ってないと思いきや、もう1ヶ月近くも前の話になってしまった。…。ま、気にせずにいきますちなみに披露宴が終わってからは、宮崎から同じく披露宴に出席していた友人とミニ2次会。途中の路上では、すれ違いざまにほんの少し身体に触れたというだけで怒り、相手の女性グループに自分の乗っていた自転車を持ち上げ投げつけるというすごいお兄さんも見かけてしまい、「大阪は怖いなぁ」と思った私。次の日にはすっきり目覚めて、いざ梅田へ。前述の、宮崎の友人とお好み焼きでランチをして別れ、ハービスENTにある劇場へ。久しぶりに観ることにしていた「マンマ・ミーア!」だけど、「マンマ・ミーア!」を初めて観たときとは違うキャストで観られることも、今回の観劇のありがたい点。特に、この演目のオリジナルキャストである保阪知寿さんのドナ。そして、ライオンキングではサラビ役でよく拝見した、ターニャ役の森以鶴美さんも楽しみ。俳優さん全員の息がぴったり合っているからこそすんなりとストーリーと音楽に入っていける。そして楽しく笑えて、ちょっとほろ苦・甘酸っぱい感情も与えてくれる。いつ観ても、すごいなぁと思う。待望の初見・保阪ドナ、いやぁ、足細いっ!!世間的に言えば中年くらいの御年だと思われるのに、スマートで、筋肉質で、歌もダンスも力強くて、声は若々しくチャーミングで。本当に驚かされた。…ただ、あくまでも私の好みなんだけど、私は、以前観たときにキャスティングされてた早水小夜子さんのドナの方がしっくりきたんだよね。体型は保阪さんよりふくよかだけど、低音の声の感じとかが私好みで。早水さんを、東京のキャッツ・グリザベラ役で観て感動したせいもあるかも。あと、これも私の好みの問題なんだけど、吉沢梨絵さんのソフィが、なんとなくいまいちなんだよね…。前観たときも微妙にそう思ったんだけど、吉沢さんの声質が、基本的には私の好みの声質と違うというのが原因かと。高音がキンキン響いて聞こえちゃって、歌の感情が入ってこない気分になってしまうんだよね。あ、あくまでも私の好みなので、あまり参考になさらないように。もう一つは、ペッパー役の松本さんの開脚ジャンプの到達点が低くてキレがなく、ジャンプのスタミナも続いてなかったことは残念。望月龍平さんの時の完成度の高さと比べると、やっぱりどうしても…。でも、がんばってほしい!今後に期待。ターニャ役森さんや、明戸さんを始めとした父候補役3人などさすがに主要キャストのみなさんはすばらしい完成度だと思った。感動。全体としては、けっこうよかったです、うん。それにしても、こんな機会を作るきっかけになってくれたコイツさんご夫妻には感謝(笑)