フィギュアスケートNHK杯 雑感。
冬季オリンピック直前だというのに気持ち的にこんなに盛り上がってないままというシーズンは何十年もフィギュアスケートを見続けてきておそらく初めてだと思う。今シーズンはコロナの影響もあったり日本の有力選手がけがで欠場ということが続いたりでテレビでいつもほど派手に中継や報道がないことも理由の一つだとは思うんだけど…。あとは、フィギュアスケートにつぎこむことのできるあたし自身のエネルギー自体が不足していることもあるかなー。で、NHK杯2021、の雑感。個人的には、一番強く印象に残ったのはペアの三浦・木原組の充実ぶり。木原選手は、シングルスケーターとして活躍しているころからみてきた選手だけど他の選手の活躍ぶりがより大きく、なかなか木原選手が大きく取り上げられる機会はなかった気がする。ペアに転向し、高橋成美選手と一緒にやっている時期ももちろんすごくよかったんだけど三浦選手と組んでからは更に木原選手が楽しそうだしどんどんうまくなっている気がして。その中でも、今回のNHK杯のフリーが終わったあとのキスクラでの木原選手のあの大きな喜びっぷり(笑)シングルの時はどちらかというと地味めな印象だった彼があんなに感情を爆発させている彼を見たのは初めてだし(もちろん彼のプライベートを知る由もないので 報道や中継での彼の様子しか見たことはありませんが^^;)とても楽しそうでとても満足している様子が伝わってきてあたしにとってもすごくうれしい瞬間だったなー、と。長いことフィギュアスケートを見てきてこんな瞬間を感じられることはなかなか頻繁にあるわけではないのでこれだけでも、あたしにとっては今回のNHK杯の大きな収穫、でした。