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2007.08.10
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テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:お勧めの本


蝉の声を聞いていると、この本が無性に読みたくなって、ついに図書館に探しに行ってしまいました。1928年の夏の話。これをレイ・ブラッドベリは1957年に出版して、日本では1971年に晶文社の「文学のおくりもの」というシリーズの第一期全7巻の中の1巻目として出版されています。そして、私がこの本を初めて読んだのは、中学か高校のころだったので、1980年頃のようです。

夏が来て、やかましい蝉の声を聞くたびに思い出す「たんぽぽのお酒」。
どうして蝉で思い出すかというと、
「15秒ごとに蝉がぶんぶんいう回数を計って、それから39足すと、ちょうどそのときの温度がわかるのさ」というようなシーンがあって、華氏87度とか92度とか、そんな暑そーな数字が並んでいて、妙に印象に残っているのです。耳一杯の蝉の声を聞くと、どうしても思い出してしまいます。

小説全体が夏の香りに満ち満ちていて、どうしてこんなに上手に、夏の初めの期待に満ちた幸せな気持ちとか、そのほかのさまざまなふとした一瞬の繊細な気持ちを捉えているのだろうと、読み直して、改めて感心・感動してしまいました。

どこか懐かしくて、幸せな気持ちで胸が一杯になる素敵な本です。

主人公は、「僕は生きている!!」ということを発見した後に、「僕もいつか死ぬに違いない」ということを発見するのですが、そんな当たり前のことが当たり前でなかった少年時代(少女時代)が懐かしいです。






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Last updated  2007.08.11 00:03:30
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バルーンsuzuki@ Re:今年の思い出ー地中海クルーズ(12/30) 地中海クルーズよかったですね。 素敵な…
抗加齢実践家てる@ Re:今年の思い出ー地中海クルーズ(12/30) いつもありがとうございます。 ブログは…
takamatsu0224@ アタック25で地中海クルーズって素晴らしい アタック25出場されるのは教えて頂いたの…
広瀬ミオ@ Re[1]:史上最強の人生戦略マニュアル(01/13) 抗加齢実践家てるさん、いつもありがとう…
抗加齢実践家てる@ Re:史上最強の人生戦略マニュアル(01/13) いつもありがとうございます。 翻訳の…

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