カテゴリ:お勧めの本
最近、私は「ハリー・ポッター」の最新刊を英語で(英語しかないので)読んでいるのですが、なかなか進まないので、ちょっと休憩に手に取ったのが、「対岸の彼女」角田光代さんの文庫本です。日本語だと、すらすら読めちゃいます!(当たり前)
対岸の彼女 直木賞受賞作ということです。前から気になっていたのですが、文庫本になったので、ようやく読めました。 主人公は、私よりちょっと若いかなと思うけれど、意識の中ではほぼ同世代です。 主人公が感じる人間関係の難しさも、何となく分かる気がします。 でも、一番惹き込まれたのは、もう一人の主人公である女性社長が、高校時代の友人と別れたくないのに、どうしても別れるしかなくなってしまうあたりです。そこからは、グスグスと泣きながら読んでしまいました。 高校生って、自分の思うとおりに生きることが出来なくて、あんなにも不自由だったんだなあという気になって、涙を流し、すっきり出来るという、ストレス解消になる一冊だったような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.29 23:06:22
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