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テーマ:ニュース(100237)
カテゴリ:活字中毒の評論家サンタ
昨日の夜、中川財務・金融担当相がG7財務相・中央銀行総裁会議後にろれつが回らない状態で記者会見した責任を取って、即日辞任しましたが、あの記者会見は本当に酔っ払っていたんでしょうか?
本当に酔っ払っていたのなら、周りの人間は事前にその状態に気付けなかったのでしょうか? 中川財務相の自己管理が全くできていなかったのは、紛れもない事実ですが、私自身の経験から、あのしどろもどろ記者会見の一番の原因は、薬でもなく、酒でもなく、 時差ボケだ と思います。 実は私も前職時代に似た様な経験を何度かしたことがあります。 それは時差ボケの状態で長く、交渉事や会議を行なっていたときです。 前職時代は、毎月1回くらいの割合で世界各地に出張していましたが、時差調整の時間を取ることができない状態だと、最初の内は緊張感で持っていたとしても、長時間続くと、時差ボケから意識が朦朧としてきます。 しかもそんな状態の時に、お酒を飲んでしまうと、イチコロです。 今回の中川財務相の場合は、欧州のローマが行き先だったので、米国行きの場合などと比べると、それほど時差ボケは強くなかったかも知れませんが、恐らく非常にタイトなスケジュールの中、強行軍で移動し、しかも飛行機の中でも大して眠らなかったのでしょう。 そんな状態で、機内で飲酒、到着後の夕食会でも飲酒。 それだけなら特に問題は無かったでしょうが、会見を夕方に控えたG7昼食会や財務省幹部との食事でも飲酒。 それはもう時差ボケの状態を増幅させている以外の何ものでもありません。 そして、発表している様に、もしも本当に大量の風邪薬も飲んでいたとなると、それは自殺行為です。 そういうことも分からずに、非常に大切な任務の前に、万全の体調に持っていけなかったばかりか、逆に酒を飲んでしまい状況を悪化させてしまったことで、閣僚失格と言われても仕方ないですね。 現在「語学と心のかけ込み寺」は何位かな?教育ブログのマークをクリックして頂ければ幸甚です。ご協力お願い致します! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/19 01:15:35 AM
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