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カテゴリ:英語のツボを押してみよう!
今日は久々に、英語教師のための研修会「北研」の4月例会に行ってきました。
いつもながら、北研では、普通にやっていることを疑い、本当の意味での当たり前のことに気付かされます。 私は新しい生徒を担当する度に、前年度の先生が何を教えたかを確認するべきだと思っていましたが、教師が「何を教えたか」ではなく、生徒が「何をできるようになったと感じているか」が前提になるべきですよね。 例えば、英検協会のものを使って、中学生にも分かる表現で北原先生が作り直されたCan Do Listを用いて、生徒に自分ができると思う技能項目を詳しくチェックさせれば、わざわざ教える必要の無いことに、時間も労力も割く必要も無いことが簡単に分かります。 そして、「未だできない人が多い項目」の指導に力を入れれば良い。 また、同じ項目で定期的に調査すれば、どこまでが身に付いているかも一目瞭然で、教師としての指導確認もできますし、その結果に合わせて、生徒達に、自信を持って英検を受験させることもできます。 当たり前のことなのに、目から鱗でした。 特に、小学校英語が各地で実施されている現在、中1の冒頭で細かい確認を行なうことが必要ですね。 また、「発音」は他者から評価され易く、上手いと褒めて貰えれば自信にも繋がるので、発音指導をしっかりやることで、たとえなかなかテストで点数を取れない生徒でも、結局、英語に自信を持つことにも繋がると感じました。 更に、「単語テストは一切やらない方が生徒は単語を覚える」という発想は斬新でした。 確かに、クラスの全員が、教科書の本文が暗唱・暗写でき、教科書で出てきた単語をコロケーションで覚えていて、自分で辞書もガンガン引くのであれば、わざわざそこから切り離して、単語テストをやる意味は無いですよね。 ちなみに、例会そのものの内容とは離れますが、お薦めのCDが有り、先生にも紹介させて頂きました。 ANDREW W.K.の『一発勝負 ~カヴァーズ 』という日本の大ヒットPOPSを英語の歌詞でカバーしたアルバムなのですが、 歌詞の意味が限りなく元の日本語の歌詞に近いので、生徒達が興味を持って聴くことができると思います。 ちなみに、「KISEKI」、「GIROPPON」、「羞恥心」、「リンダリンダ」、「学園天国」、「島唄」など14曲が入っています。 今後、『授業で使える英語の歌』の様に、歌詞を分析して、教材として使っていくつもりです。 現在「語学と心のかけ込み寺」は何位かな?「教育ブログ」のマークをクリックして頂ければ幸甚です。ご協力お願い致します! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/04/15 02:13:45 AM
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