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テーマ:英語のお勉強日記(8048)
カテゴリ:先生はサンタさん!
午前中には、子供会会長2年目となった新入生歓迎ドッジボール大会を無事に終え、午後からは、「英語基本指導技術研究会 KIhon Teaching Techniques Association (略称 北研)」の5月例会に参加してきました。
今回も非常に学びの多い内容でしたので、私が同研究会のML宛に送った報告書を転載させて頂きます。 「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」 サッカーの元フランス代表監督ロジェ・ルメール氏が言った言葉だそうですが、今日の北研例会で北原先生が仰った「北研のキは基本のキなのに、基本を習得しているベテランの先生も来続けている(笑)」というお言葉の答えがここにあると思います。 世間一般的に、教えることは好きなのに、学ぶことは好きでない先生達が多くいる中で、北研に来続けている先生方の意識がそれだけ高いのだと思います。 前置きはさておきまして、今月の例会も非常に学びの多い内容でした。有難うございました。 きれいに纏まった要約は他の先生方にお任せして、私は、本日の学びの中から特に、早速来週からでもパクらせて頂こうかと思っているポイントを以下に列挙させて頂きます。 1. 座席順に音読をさせる際、正しければ全員で復唱し、間違えがあったり、モノトーンだったりすると、途中でも教師が「Next, please!」と言って、どんどん次の生徒に代わらせ、復唱もさせない。敢えて、何が駄目だったかは言わず、生徒全員に考えさせる。こうすることで、他の生徒の音読内容も集中して聴かせることができるし、何が駄目なのかを考えさせることができる。 2. 「暗唱しろ」と指示すると、イントネーションなどがボロボロになるので、代わりに「何回も読め」と指示をして、自然に覚えさせる。 3. 教科書の本文を見ないで言わせる際に、教師がゼスチャーでリードする。日本語を見て英語を言うのは、実は非常に高度なことなので、ゼスチャーという映像を見せて、英語を言わせる。 4. 5回音読する毎に星マーク一つを書かせる。全員立たせて、星の数の多い者から座らせる。日頃から仲間内に手近な目標を定めるようにアドバイスし、目標の生徒を超えるためには、先ずその生徒よりもたくさん読むことを促す。 5. 生徒全員を立たせて、ピクチャー・カードの内容に対する質問に答えさせる。その際の正解と不正解は「ピンポン」と「ブー」のブザーで知らせる(早速明日、ブザーを買いに行きます!)。正解した者から座らせる。 6. その際の回答の仕方も、単語回答なら「3点」、センテンス回答なら「5点」と、英検3級2次試験での採点方式を教えて、常にセンテンス回答ができるように促すと同時に、普段の授業の中で自然に英検指導も行なう。 7. 和訳をする際に、「です」「ます」調ではなく、聴けば映像が浮かぶように生徒達が普段使っている日本語で訳す。和訳も書かせず、教師が日常的な日本語で言って、ペア競争でその文を指差して「ハイ」と言わせる。次は、日本語を聴いて、その英語をサッと言わせる。 8. その後改めて、音読、シャドウイングをさせるが、教科書を見ながらのシャドウイングを防ぐために、ときどき敢えて教科書の文を変えて言い、教師の音声に集中させる。 来月は別パターンの授業展開例を学ばせて頂けるとのことで、今から楽しみにしております。 現在「語学と心のかけ込み寺」は何位かな?「教育ブログ」のマークをクリックして頂ければ幸甚です。ご協力お願い致します! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/05/10 01:02:53 AM
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