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テーマ:気になるテレビ番組(2927)
カテゴリ:サンタの知恵袋
最近お気に入りのTV番組の一つに『ルビコンの決断』というのがあります。
「経済ドキュメンタリー」と言うことで、ビジネス的な観点で、過去の大きな決断の背景などをドキュメンタリーとして紹介する番組なのですが、皆さんは、 「ルビコン」と聞いて、 直ぐに何を意味するのか分かりますか? 実は私、お恥ずかしながら分かりませんでした。 妻曰く、「一般常識だ」とのことですが、私は受験の際に世界史を選択していなかったことを言い訳にするしか有りません。 そもそもその「解答」を知ったのは、最近「エジプト」関連に興味を持っている長女が図書館から借りてきた『クレオパトラ』を読ませてもらったときのことでした。 あのジュリアス・シーザーが登場し、戦闘の中で「ルビコン川を渡る」シーンが出てきて、「ああ、このことだったのか」と分かりました。 ルビコン川(Rubicon)は、イタリア北部を流れ、全長は50キロ弱とそれほど長くはない川。ルビコンとはラテン語での呼び名で、現在イタリア語ではルビコーネ(Rubicone)と呼ばれているそうです。 ルビコン川は、共和政末期の古代ローマにおいては、本国である「イタリア」と属州ガリア・キサルピナの境界線の役割を果たしていました。軍団を連れてこの川を越え南下することは法により禁じられており、その南下行為はすなわち共和国に対する反逆とみなされいました。 紀元前49年1月10日、ローマ内戦においてジュリアス・シーザーがそのルビコン川を渡ったことから発して、「ルビコン川を渡る」という言い回しが 以後の運命を決め 後戻りのできないような 重大な決断と行動をする ことの例えとして使われるようになりました。 また、この際にシーザーが「賽は投げられた」と檄を発したことも有名です。 つまり当の番組は、ビジネスシーンにおける「ルビコン川を渡る」くらいの大きな決断をドキュメンタリー形式で紹介しれくれる番組だったのですね。 現在「語学と心のかけ込み寺」は何位かな?「教育ブログ」のマークをクリックして頂ければ幸甚です。ご協力お願い致します! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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