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或る日記

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2005.02.03
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カテゴリ:SOHO
最近、ずっと忙しい。
仕事量としては、あまりたいしたことはないのだが、
一緒に仕事をこなしていてくれた人、二人が、
ずっと続いてきた不況から、パートに出てしまったことが原因だ。
もう10年来私の持ってくる仕事を誠実にこなしてくれていた方達なので非常に痛い。

私は最初は一人でやっていた。
もう15年以上前のことだ。
ワープロ専用機で出来るあらゆることを引き受けて貪欲にこなしていた。
テキスト入力が主だったけれど、版下作成やテープ起こしなど何でも嬉しかった。
でもなかなか安定した仕事量が確保できない私は、
営業に回りすぎて、今度は一人でやる量以上の仕事をかかえる事となる。
毎日、毎日、夫に背を向け、夜中までカタカタとキーボードを叩く私。
主人に「お前は野麦峠か!」と何度罵られたことか。

これでは生活を豊かにするどころか崩壊すると気づいた私は、
グループでやることを考えた。
ちょうどその頃、仕事をいただいていた在宅入力グループを主宰していた方が止めることとなり、
私はそのグループを引き継ぐこととなった。

最初は自分の仕事量も見込んで仕事を請けていたのだが、
入力者からの質問に答えたり、
バラバラに仕事を取りに来る人たちに説明をする時間が予想以上にかかったりして、
自分の仕事はやはり夜中に回されることになった。
また「野麦峠」だ。

結局、仕事が好きな私も、喉から手が出るほどやりたい仕事をすべて入力者の方達に回す決心をした。
それでも、結局さばききれずに残った分を処理したり、急に出来なくなってバックされてきたり、
初心者の人たちのチェックなど、意外にやることいっぱいで、
ちょうどよい仕事量となった。

このまま企業と入力者の橋渡しをし、その輪を広げていけたら…。
収入も増えてきて、法人化も考え、私の夢は広がったかに見えた。

そこに思いもよらぬ不況。
結局その頃がピークで、どんどん縮小せざるを得なくなった。
それでも2人は辞めずにいてくれた。

でも、ここまで続く不況に、今度はご主人の収入も減り、
自分達も稼ぎ頭にならなければならなくなり、
とうとう就職の道を選ばれた。
ちょうど子供達も大きくなり、家にいる必要もなくなった時期でもあったのかな。

在宅ワークの一番の課題は、仕事量の確保。
そしてその仕事量のコントロール。
15年以上続けている私は今も、そのことに頭を悩ませている。





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最終更新日  2005.02.04 00:45:21
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