カテゴリ:SOHO
長いこと在宅ワークをやっていると、
その取り巻く状況も、ずいぶん変わってきたと感じる。 私が始めた頃は、まだワープロ専用機が主流で、扱える方も少なく、 在宅オペレーターの募集があって、応募すると、 「日商3級」以上であれば、大抵採用された。 中には、200万円ほどする富士通のワープロ専用機を 新規にリースして下さる業者さんもあった。 その頃は、色んな入力方法があり、 1番多いのが何と「かな入力」だった。 しかし、この入力方法は、小指を駆使するため、小指が変形してしまう人もいる。 私は英文も扱いたかったために、「ローマ字入力」を選択していた。 でもワープロインストもしていたので生徒さんに対応できるよう、「かな入力」も一応出来るようにはしていた。 その頃、一番入力速度が速いとされていたのが、「親指シフト」。 シフトキーを、力の弱い小指担当から親指に代え、スペースキーの下に配置したものだ。 好奇心の強い私は、こちらも必死でマスターした。 もう何年も親指シフトを使っていないので、どういう感じか忘れてしまったけれど、 キーボードに手を置くと、案外今でも指が動くのかもしれない。 珍しいのでは、エプソンの「タッチタイプ方式」というのもあった。 かなやよく使う漢字にアルファベット2つを割付け、ダイレクトに2タッチで文字を出す方式。 変換が必要ないので、入力速度が驚異的に速くなるというものだった。 一番最初にマシンを貸与してくださった業者が、 その方式を採用していたので、私はそれも練習することとなった。 そんなに覚えて混乱しなかったか? それが不思議なことに、キーボードに向った瞬間、頭というか、作業モードが切り替わるのだ。 最初はちょっと混乱して、指が迷っているのだけれど、 しばらくすると立派に選択した入力方式で動いてくれる。 はぁ~と自分の手ながら感心したものだ。 結局、今はまたローマ字入力に落ち着いているのだけれど、 打鍵数は多く、決して効率のよい入力方式ではない。 やはり単語登録をたくさんして、効率を高める努力は必要だ。 私はずっと昔買った「新ワープロ速記法」という本を参考に単語登録をしている。 またいつかその本について書きたいと思う。 辞書について言えば、私はMicrosoft付属の「IME」が大嫌いだったのだが、 PCインストの仕事上、普段使っていないと、生徒さんの質問に即答できないので、 このところずっと「IME」ばかり使っていた。 けれど、やはり入力の仕事を固めてやる時は、ジャストシステムの「ATOK」が良い。 変換履歴を覚えていて、頭の文字だけ打ってTABキーを押すと 頻出していた変換候補がずらりと並ぶ。 あるテーマに沿って書かれている文章を打つことが多いと、 その機能は非常に助かる。 そう言えば、最近、パナソニックに特許のことで訴えられていたような…。 どうなったかちょっと気になるところです。 ---------------------------------------------- 何だかお堅い文章になってしまった。 あら?私ってば、何だかSOHOらしいこと書いてる!(^^)! 実は仕事がひと段落して、いろんなサイトを回ったら、 在宅ワークでがんばっている方々の多いこと!感動してしまう。 影響されて、ちょっと初心に戻っている私なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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