カテゴリ:SOHO
超久々に在宅ワークの話題です。(^_^;)
ずっと沈んでいた間、仕事をしていなかったわけではないのですが、 暇だったことは確かです。 それが憂鬱の大きな原因の一つだったかもしれません。 「万博景気は嘘なのか?」っていうくらい、静かなものでした。 もう長いこと在宅ワークをしていますが、 この静けさは恐怖です。 まるで、地球上に自分ひとり取り残されたような寂しさを感じます。(大げさ) 一生懸命仕事をして、誠意を持って打ち込めば、 きっといい環境になると思ってやってきましたが、これは間違い。 誠意だけで仕事が得られるほど、今の景気は甘くありません。 ただ、誠実な仕事することで、確実に信頼を得ることはできます。 でも、その信頼の大きさが直接仕事量に結びつくかと言えば、あまり期待できません。 私の扱っている仕事が、データ入力が主流ということもあって、 そのニーズは年々少なく、単価は限りなく低くなっていっています。 クライアント(仕事をくれる相手)にしてみれば、暇なときは放っておけて、 忙しい時は、徹夜してでも仕上げてくれるから外注に出すのです。 したがって、フリーの在宅ワーカーが高収入を得ようと思ったら、 よりスキルの高い仕事を習得するか、クライアントを掛け持ちするしか方法がなくなります。 ただ掛け持ちをすると、だいたい繁忙期が重なり、忙しいときはすごいことになります。 複数の人間で対応しても限度がある。 そういうときは断る勇気も必要です。 一番最悪なのは、引き受けておいて、途中で返すパターン。 それをやったら、多分二度とそこからは仕事が来ません。 下手すると、相手に多大な迷惑をかける上に、 評判を落として、他に波及してしまうことも。 だから、自分のキャパを知り、即、できるかどうかを判断する思い切りのよさもとても大切なことです。 本当に、どうしてこう意地悪なのか?と思うくらい、 暇なときはどこからも電話がなく、来るときは申し合わせたように同時に、というパターン。 同じ業界から仕事をいただいているから仕方のないことですかね。 ---------------------------------------------------- 最近、私がこの仕事を志した頃、一番最初に仕事をいただいた会社から、また問い合わせがありました。 2、3年ぶりに訪れたその会社は、個人情報保護法を意識してか、 受付の前に厳重なドアが設けられていました。 声をかけると、ドアの向こうから笑顔で迎えてくれたのは、ちっとも変わらない、懐かしい営業の女性。 「またこれからちょくちょくお願いしますね!」 その言葉に何の確証もないことが解かっていても、何だかやる気が湧いてくる私。 「ぜひ!お願いします!」と、こちらは、きっと昔と変わってしまった(老けた)笑顔で答えたのでありました。(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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