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ひでやん’s blog

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2006.08.21
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カテゴリ:舞台、演劇
2年ぶりの舞台となる、明石家さんまWith 生瀬勝久・真矢みき「小鹿物語」を見てきた。


率直な感想。


もう すっごく最高~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

¥9.000のチケットが お安く感じる内容でした。

上演時間は約2時間半。(但し、明石家さんまのアドリブにより変動)


笑いに関しては、大大大尊敬の明石家さんまサン。


脇を固める 生瀬さんや真矢みきさん、温水さん等など。

メインキャスト以外の方も凄く良い味を出してて かなり内容濃かった。


さんまサンの舞台は過去にも何度かやってたのは知ってたんだけどチケット取れずで、今回 やっと見る機会に恵まれました。
しかも、今回は2列目。(チケットを取ってくれた貴方! ありがとう!)
中央の若干左側だったんですが、この舞台は中央 そして左寄りが良いです。

気のせいかもしれないけど、
さんまサンに関しては左に向いてる事の方が多かったと思うし、真矢みきサンも左側か中央に居る事が多いから。(何気に生瀬さんも左向きが多かったかな?)



明石家さんまっていうと、もう コテコテの笑いの舞台なのかな~?って思ってたら、
いや、笑いもテンコ盛りなんですが、ちゃんとした基盤となるストーリーがしっかりとしていたのが結構 意外だったかな。

最後なんて本気で泣きそうになったし、周囲にも泣いてる女性が沢山いた。

そして、さんまサンって、何気に演技上手いかも~。って思った。
ドラマだと臭いなぁ~って思う時も少なくないけど、舞台はいいです。(これも意外だった)



ストーリーは、太平洋戦争という戦時中の設定。

英語やカタカナを使うことが許されなかった時代。
公演全体を通して、結構 "締めるとこは締める"って感じで、歴史(昭和史)をちゃんと従順に描いてるなぁ~って思った。


少し話が反れますが、今日のさんまサン、そして4月に見に行った志村けんサン、そして そして三宅祐司さん達って、物凄く笑いを大事にしてるんだなぁ~って強く感じた。


この「小鹿物語」も、戦時中というシリアスな面と笑いを上手く絡めた作品だと思いました。


そして、さんまサンと生瀬さんの二人が共演して 面白くないはずがないよね!


初めて見た 真矢みきサン。
元宝塚の女優さんをみると毎回感じることだけど、ほんっと~~~に凄いね!

もうね、宝塚の方達って何をやらせても完璧。
凄すぎます。

そして、上品だし 色っぽくし、声もセクシーだし・・・・。




4月に志村魂を見た時にも感じたけど、さんまサンも笑いに関しては貪欲ですよね~。

数箇所、さんまサンの匙加減で間合いが変わるであろうシーンがあるんですよ。



話を戻そう。


若干 ネタバレになりますが、これから行かれる方は注意ですぞ。

さんまサンと真矢さんは夫婦役。

戦時中という中、笑劇場の座長を務める さんまサン。(役名忘れた)

政府の情報局(?)を務める生瀬さん。そして真矢さんに想いをよせてる。

その生瀬さんは、幾度と笑劇を止めろという警告をするんだけど、無視して続行する座長さんまサン。

命がけで芸人を演じ、悲しい時代に人々を笑わせようとするんですね。
一方、夫としては最悪で、賭け事はするは あちこちの女には手を出すは。

でも、そんな夫を好きで仕方ない妻の真矢さん。


幾多の笑いが展開し、舞台の中で舞台を演じるシーンがあって、そこで さんまサン台詞を覚えてなくてカンペを見ながらの台詞まわし。

生瀬さんに
「お前、何見てんだ? なんで棒読みなんだ? 何で、今までの台詞覚えてて このシーン覚えてないんや?」って突っ込まれてた。

けど・・・・・

多分、これは最初からそういう設定なんだろうな~。
いかにも、アドリブっぽくやってたけど。

あと自宅のシーンで、さんまサンと生瀬さん、そして新入り芸人の若い子のところ。

生瀬さん 本気笑い。

さんまサンの自宅で三人が寝るっていうシーンなんだけど、
生瀬さんが押入れ、さんまサンが布団、若手芸人がごろ寝という設定で笑いが展開して、

若手の子がさんまサンに相談するところ、
ここは かなり面白かったね。

テレビでよく離婚話をネタに笑いをとってますが、いくらかテレビよりも暴露的な内容をネタにして、場内 大爆笑!

押入れで寝てる設定の生瀬さんもマジ笑い。

さんまサン
「お前、なに本気でわろうてんねん!」
って言い襖を閉めるんだけど、意表をついて もう一度開けると生瀬さん 再びマジ笑い。

「お前 油断してたやろ!」

もう最高です。

もっと もっと もっと もっと面白いシーンは沢山あるんですよ。



終盤には、さんまサンと生瀬さんは兄弟だという事も解るし。
(注:これが泣けるわけではないんですが。)

赤紙が来て、さんまサンが戦地に向かわなければならなくなるシーン。
妻(真矢さん)と弟(生瀬さん)との三人のシーンに泣けるのです。


もう、内容濃すぎて書ききれないね。


とっても幸せになる舞台でした。大いに笑った!
笑うことは大事だなぁ~って思ったね。

笑いすぎて酸欠になりそうだったから。


まぁ、この舞台は東京公演のみだったと思うけど、間違いなくWOWOWでオンエアがあるはずなので 見れる環境の方は是非!!!

超オススメです!

年内にはオンエアあるだろうし。


カテコで生瀬さんが、
「本編とは全く関係ないチラシ(ポスター)でスミマセン」って言ってたのが笑えたね。

生瀬さんって素敵な人だね~。
前々から好きだったけど、生で見ると更に良いね! 生瀬だけに。

お後が宜しいようで。





※久々に大量のチラシをもらって色々見てたら、良さそうな舞台が目白押しだねぇ。

9月は蜷川作品の「オレステス」 藤原竜也・中嶋朋子・・・・・

10月は、獅童流「森の石松」/「小堺一機&戸田恵子Live」

11月はまたまた蜷川作品で「タンゴ・冬の終わりに」 堤真一・常盤貴子・段田安則 ほか

12月 NODA MAP「ロープ」 宮沢りえ・藤原竜也 ほか

どれもチケット取れないんだろうなぁ。
WOWOWに期待するしかないのか?





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Last updated  2006.08.22 01:36:03
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