ひでやん’s blog

キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック・・・
と、好きな俳優が出てる事や内容も面白そうなので見たかった映画「ホリデイ」






やっと見に行く事ができた。

期待してた以上に良い映画でした。
見る前は、「外すかな～？」っていう不安も結構あったのが本音。

ところが、始終良かったです。
この手の映画で こういうのは稀じゃない？

なんかねぇ、全てが良かったです。
ストーリー、キャスト、演出など等。
そして、見てる最中「いいな～」って思ったのが音楽。
とっても素敵な音楽のオンパレードでしたね～♪


個人的に一番良かったところは、
傷心した主人公二人のアマンダ(C・ディアス）とアイリス（K・ウィンスレット）がホーム・エクスチェンジという互いの住まいを交換すること。
今、自分が置かれてる状況に嫌気がさし、環境（場所や人間関係）を変えるところに興味を惹かれた。（期限 2週間）

アイリスの家は、メルヘンチックなおとぎ話に出てきそうな家。
アマンダの家は、豪邸でスポーツジムの部屋や映画鑑賞用の部屋 そして庭にはプールという近代的なリッチな家。
そういう設定は映画らしいな～って思った。

傷心の時って、泣いたり やけ酒呑んだり やけ喰いしたり・・・・・・と十人十色の行動があると思いますが、この環境を変えるという方法はとっても良いな～って思った。
全てをリセットする為にも この方法は有効だよね。

見知らぬ 初めての場所で色んな人と知り合い 新しい何かが始る。
二週間という期限付きだけど、二人の主人公が 見知らぬ土地で新たな人間関係を築いていくところなんかは良かったですね～。

新たな環境で新たな人達と出逢い、新たな人間関係を築いてく過程には 見ながら 自然と自分の顔がほころんでるのが解るくらい 微笑ましく心温かった。

そういう過程描き方がとっても良かった。
ラブストーリーという事にこだわらず、新たな自分を発見したり スタートしたい場合に環境を全て変えてしまうという発想の中、
この映画は前向きにさせてくれますね。


好きなシーンは多々ありますが、
アイリスとアーサー(イーライ・ウォラック)の出逢いからの発展の仕方がとても良かったです。
【注：アーサーは90歳の老人なので、アーサーと恋をするのではないです。】

序盤、アマンダが恋人を追い出した後 泣こうとするんだけど涙が出ないシーン。
終盤、2週間という期間が過ぎグラハム(J・ロウ）と離れ離れになる際に 車内で意図せずとも涙を流すアマンダ。
本当の恋って こうなのねって言わんばかりの表現が好きだったな～。
「恋は狂ってしまうもの」みたいな、別れても涙も出ないような恋愛ってどうよ？みたいな。


長くなったけど、とてもハッピーで元気で前向きになれる そんな映画でした。
オススメっす！