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カテゴリ:ゆきちゃん
↓の写真は、在りし日の「ゆき」です。
今年4月ころ、やたらに嘔吐を繰り返すようになりました。 今まででも何かカンに触ると吐くことがよくあったのですが、 さすがに嘔吐の頻度が多くなって これはおかしいと、娘が言い出し、獣医さんに行き、血液検査とXray。 結果は腹部の腫瘤でした。 5月25日、開腹手術、小腸にも転移していたので、2/3を切り取るという大手術でした。 それから、流動食による養生が始まりました。 娘が自分の部屋にケージを持ち込み、日に5~6回の流動食の注入 5.6キロあった体重がみるみる減って半減 かろうじて点滴と少しばかりの流動食の歩留まりで命をつなぐ日々でした。 そして 8月2日 娘が看取る中、わたくしたち家族もお別れをし、 静かに息を引き取りました。 庭に埋めてあげようか、というのを 息子が、この頃は農作業で機械で庭を掘ることが多く ひょっとして、埋めたものを掘り返してしまうかもしれない そんなことはしたくない、ということで 獣医さんの経営する火葬施設で荼毘に付しました。 小さな骨壺に入ったゆきちゃん 食いしん坊だったのに、小腸がきりとられてしまったため歩留まりが悪く おなかがすいたままだったね、 ごめんね。 でもね、君がいた11年と9か月、私たちはずいぶんと幸せでした。 暖かい気持ちと、君がいるというだけでほっこりしていました。 結構独裁君主だったけどね(笑) 隠形の術に長けていて、 いつのまに!というほど急に出現して 「おい!俺のグルーミングの係はお前だろう!」と お膝に載せてのブラッシングを当然のごとく要求してきました。 ちょっと扱いが悪いと引っかいたりかみついたり! 娘は「しもべ」扱い ちょっと夜更かししていると、「おい、もうねようよ!」と添い寝を強要し 娘が息苦しさに目が覚めてみると、ゆきがの顔の上に君臨していたとか いろいろな思い出を作ってくれました。 今はさながら「座敷わらし」のようだった君の気配が日に日に薄くなっていく日々 とても寂しいです。 でも、長い間、 私たちに幸せとぬくもりを与えてくれて、本当にありがとう! まだ、さようならと割り切れないですが 君の思い出はいつまでも私を幸せにしてくれると思います。 ありがとう、ゆきちゃん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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