|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は「文化の日」であるが、この日を70以上の人に聞くと、「天長節」という言葉が返ってくる。睦仁氏(おくり名は、明治天皇)の誕生日である。 今は「みどりの日」となった4月29日は、同じく裕仁氏(おくり名は昭和天皇)の誕生日。戦後生まれのわれわれ世代にとっては、「天皇誕生日」としてなじんだ日である。 11月のもう一つの休日「勤労感謝の日」は、実は昔の大嘗祭、五穀豊穣を祈る天皇家の行事である。高台から町の炊きの煙を見て、庶民の暮らしを慮った仁徳帝の故事にも窺えるように、国民の安寧と実りの豊穣を祈る日であった。 それぞれ曰くがある休日を、ヘンな名前をつけて本質を枉げてしまうのは、誰がどのような意図で行うのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|