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EYASUKOの草取り日記

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2007.05.30
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カテゴリ:日常生活

その昔のギリシア

アポロンに、その弓矢の貧弱さを笑われたキューピッドは

ひどく残酷な復讐を企てました。

アポロンの胸には金の矢を、川の王の娘ダフネには鉛の矢を射たのです。

アポロンは、ダフネに恋焦がれ、どこまでも彼女を追い求め

一方のダフネは、鉛の矢の作用で、どこまでもアポロンから逃れようとします。

そして、ついにアポロンがダフネを捕らえようとした時

ダフネは父王に乞うて、その姿を月桂樹に変え、

永遠にアポロンの手の届かぬものとなりました。

(オヴィディウス「変身譚」より)

それゆえ、月桂樹は、叶わぬ恋の象徴

昔々のお話です。

現代の月桂樹が姿をかえたのは、これ↓

ダフネと桜姫

向かって左のサシェ、Burnetさんが、家の月桂樹を使って染めた布に

月桂樹の葉のポプリが入っています。

この月桂樹は、木が混んでしまったため切り倒されてしまい

今はもう、姿をとどめていませんが、

その形見ともいうべきサシェとして、Burnetさんが姿をこの世に残してくれました。

向かって右は、匂い袋

中に入っているのは桜香

ほんのりとした桜色は、なんと冬まだ厳しい釧路にお送りした

我が家の枝垂桜の枝を使った染め布で作られたもの

2007_0409しまなみ旅行0049_R.jpg

春のこの光景が、戻ってきたかのようです。

Burnetさん、ありがとう。






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Last updated  2007.05.30 22:36:16
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