ＥＹＡＳＵＫＯの草取り日記

月曜日にペイジでお茶して、雑貨コーナーを見ると

こんな製品が入荷している。

(なお、撮影場所は、Ｂｉｏ-Ｄｅｌｉの外です）

美しい、パレスチナ刺繍のザックとポシェット

緻密な手仕事が一目で気に入ってしまった

それから、かわいい小銭入れ、中央の刺繍の鮮やかなこと

天頂部のマジックテープを外すと、こんな形になる

開いたところの真ん中にファスナーがあって、そこに小銭が入る

☆　☆　☆

ほかにも、三角錘形のザックやブックカバー、クッションなどがあった。

「サラーム」という名のタグが入っている。

「サラーム」とは、アラビア語で「平和」を意味する

また、パレスチナ諸国で「こんにちは」の意味で使われている言葉だそうである

これらの製品は、パレスチナ刺繍製品を販売している会社の委託品であるという

売り上げは、パレスチナの人々の生活を支えることになるという。

「平和」という意味の言葉を日常の挨拶とするこの地域が

絶え間ない紛争で、人命や財産が失われていく悲劇の地と化している

この会社は、イスラエルとパレスチナの子供たちを日本に連れてきて

交流させる事業も行っているそうである

紛争のない環境で、個人として交流をすることで

互いのありのままの姿を知ることは

遠い未来に、紛争の地に「平和｣のタネをまくことも出来るかもしれない

ちょうど、ノアの箱舟から放たれた鳩が

オリーヴの枝を咥えて来たように

オリーヴの産地に平和を齎すタネとなるかもしれない

そうなればよいなぁ