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カテゴリ:ちょっといい話
先日訪問した米沢で、見つけた これ これは、垣根です。 そして、食べ物でもあります。 これは「うこぎ」という植物で 米沢の人々は、この植物を非常に大事にし、誇りに思っています。 特に九代目藩主上杉鷹山公が推奨され 米沢の人々は、うこぎの垣根を作り 春から初夏にかけてこの新芽をおひたしやてんぷらなどで食べるのだそうです。 先日訪れた小野川温泉「ももや」の夕ご飯にも うこぎのおひたしやうこぎを練り込んだうどんが出てきました。 米沢のうこぎは、正しくは中国原産のヒメウコギ 中国名は「五加」 あれ、どこかで聞いた名前? そう、五加皮酒という中国の薬膳酒があります。 うこぎの根を漬け込んだお酒で 古来から不老長寿のお酒として珍重されています。 上杉鷹山公の治世は天明期 東北地方は未曾有の冷害に襲われ、飢饉となっていますが 米沢藩はこの賢君のおかげで、この飢饉を乗り越えたと言われています。 このたび和歌山在住の「しげやん0710」さん から そのご蔵書の中から 藤沢周平「漆の実のみのる国 上・下」 童門冬二「上杉鷹山の経営学」 ほか二冊熊野古道関係の神坂次郎さんのご著書を ご恵贈いただきました。 ありがとうございます。 ハイドシェックのご縁で訪れた米沢 それが、今度は和歌山とつながりました。 不思議なご縁ですね。
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