ＥＹＡＳＵＫＯの草取り日記

今年１月にリウマチを発症し、そのうえ坐骨神経痛まで患って

すっかり「引きこもり」状態のわたしでしたが

今日は久しぶりのお出かけ

場所は横浜山下町の県民ホール

アンサンブル・フィオレッティの横浜公演に行って参りました。

小学唱歌や戦時歌謡そして戦後の流行り歌の数々を

８人の女声コーラスが詠います。

指揮は音楽評論で名高い、宇野功芳氏

昔日流行って一世を風靡した曲も

歌手が世を去ったり、時の流れに置き去りになり、取り上げられる機会がなくなって

埋もれてしまうことが多い中これを何とか形に残そうと

２０００年から宇野さんが始められた企画

昨年の６月には、富山の中川岳志さんが富山公演を企画

これに行きたかったのですが、日程に無理があって断念

明けて２００９年の今日横浜公演があるということで

健康に不安を抱える中、思い切っていってまいりました。

小学唱歌から始まる懐かしい歌の数々を

美しい歌声が奏でてくれ

アンコールも３曲

最後は賑やかに「東京ラプソディー」で締めくくり

すばらしいときを過ごすことが出来ました。

開演前には富山から２日かけて夜行でおいでになった中川岳志さんと

クラシックにお詳しいmagnetさんとオフ会

ハイドシェックの話題で盛り上がりました。

中川さんとは初対面でしたが、ブログでいろいろお話していると

とても初対面とは思えないくらい打ち解けてお話できるんですよね。

嬉しいことです。

本当は、中川さんは、単身ハイドシェックを富山に招聘したり

宇野さんとも地元のCATVで音楽談義をしたりという

とてもすごい方なのですが

ご本人は飾り気のない、音楽を愛し、音楽に愛されているという

ステキな方でした。

フィオレッティのメンバーも、わたしと同じ年やそれ以上の方もいらっしゃるそうですが

艶のある歌声で「菫の花咲く頃」を詠われたり

張りのある重厚な男声歌唱で有名な「イヨマンテの夜」を

女声のすばらしい詠唱に変えられたり

意欲的な試みをされていて

今日は良いものを聞かせていただき、感謝の念で一杯でした。

帰りはmagnetさんと中華街を通って関内駅まで徒歩

家に帰ったら携帯の万歩計が１万歩を達成していましたが

幸い足の痛みもなく、復活の手ごたえを感じる春になりそうです。