|
カテゴリ:カテゴリ未分類
目黒といえば、秋刀魚ーーは、落語の話ですね。 わたし的には目黒といえば 1.東京都庭園美術館 2.目黒雅叙園 3.目黒寄生虫館(ここにはまだ行っていないのですが) で、今回コンサートまでの間にここに行くことにしました。 東京都庭園美術館「パリに咲いた古伊万里の華」 1659年の10月15日に、日本で最初の磁器である伊万里焼が オランダ東インド会社によって本格的にヨーロッパに輸出されて今年で350年になる。 当時、それまで磁器の生産国であった中国は明から清への王朝交代期で 景徳鎮の製陶業は疲弊し、その代替として伊万里が欧州への輸出を担うこととなった。 当時、磁器1gは銀1gに値した貴重品であったという。 欧州での磁器はその白い肌を珍重され、王侯貴族が争って買い求めたという。 欧州での磁器は、食器や容器という生活品としてではなく タイルやモザイクと同じ装飾品として壁に貼り付けられたり 部屋のモニュメントとして使われたりすることが多かったという。 時代が変わり 王侯貴族の時代からブルジョワジーの時代を経て、大衆文化の現代 一人のパリ在住の男性がこの磁器に魅せられた 1994年からパリに住居を移した碓井文夫氏は パリで出会った古伊万里の美しさに感動し 以来日本から輸出された1000点にも及ぶ古伊万里を収集したという そのコレクションの中からの選りすぐりの150点が 今回庭園美術館での公開と相成ったわけである。 貴重なアールデコの館での貴重な古伊万里の展示 わくわくしますねぇ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|