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「富の変遷について」というと難しそうだが 要は、どの国がお金持ちであるのか、ということ 今日TBSで、ウィーン特集をやっていて、一昨年訪れたところが出てきて懐かしかったが ウィーンを訪れてみて、数少ない外国訪問から出た知識だが ウィーンを中心としたハプスブルグ家が担った文化というものが確かにあったと ここに比べれば、ドイツやイタリアでさえ田舎だなぁと思ってしまった。 ウィーンの建物は19世紀に一定の計画の下に建てられたため 建築様式がごっちゃになっていると、物の本に書いてあったが 整然と残る旧市街の建物やリンクと呼ばれるトラムの軌道 自然史博物館や美術史美術館やオペラハウスや音楽ホール アルプスの湧き水を水道に使う食文化など 瀟洒で華麗な文化の面影が色濃く残されている 本当にウィーンは華麗な街で、また訪れたいと思う気持ちがわいてきました。 と、連綿と綴ったのは 碓井コレクションの色絵花鳥文蓋付大鉢 碓井氏がこの焼き物をコレクションしたのは、パリであったということ 華麗なる文化を誇ったウィーンも 第一次世界大戦の敗戦を受け、皇帝の実質退位により 世界の中心から引きずり下ろされ、さらに、第二次世界大戦後の冷戦構造の中で 東西両陣営の前哨地帯としての複雑な地域として歩まざるを得ず すっかり文化や富の中心からははずれてしまったのだなぁ その代わりに台頭したのがフランスだったんだなぁ、と思うのでした。 碓井氏のコレクションは膨大・多岐に亘り とても一言では言い表せないのですが 東インド会社の手を経て欧州に渡った古伊万里は このようなキンキラキンの装飾を施されたものが数多くあったことを物語っています。 実は、この後行ったハイドシェックのコンサート 何の暗合か、出てきたYAMAHAのコンサートピアノが その足の部分がこんな風なキンキラキンの新品で飾られていて 司会者の言によるとYAMAHAのご好意により提供されたものとのことであったが キンキラキンの装飾をするのだったら もっと良い音が出るのがピアノの本質なのではないかと ちょっと恨み言を言いたいがため、こんな日記になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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