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カテゴリ:音楽
早いもので、もう5月も終わり 家で貯水していた湧き水がなくなってしまったので お水取りに陣馬の滝に行ってきました。 鎌倉時代、源頼朝が行なった富士の巻き狩りで この滝の周辺に陣取りをしたため、この名がついたという陣馬の滝 昨年お水取りに行ったときには3台ほどの駐車スペースしかなかったものが 道路を隔てた山林を開発して20台ほどの駐車スペースができていて 行きやすくなりました。 滝も、とうとうと水が流れ、新緑の緑の中、思わぬ森林浴にもなりました。 お水は滝つぼの手前に管で取水できるようになっていて 20Lのポリタンクにあっという間に溜まってしまう水量で ポリタン4個にたっぷりお水をいただいて帰りました。 山の神様に感謝申し上げます。 ☆ ☆ ☆ この日は、夜、富士市のロゼシアターで (ヘンな名前ですよね。テアトル・ロゼというべきよね、といつも思ってしまいます。) フィリップ・アントルモンという方のピアノ・リサイタル 友人の「うさぎ大好き」さんとでかけました。 1934年生まれというから、ハイドシェックより2歳年上 コンサートデヴューは16歳のときとのことで 今回のリサイタルはデヴュー60周年記念という大御所ではありませんか! リサイタルはいきなりベートーヴェンの「熱情」ソナタで始まりました。 ひえ~、こんな重いもの、のっけから弾くかなぁ! てのが正直な感想で、案の定、ちょっと雑な出来に思えました。 もっとも、比較しているのが「鬼神のような」と言われた頃の ハイドシェックの宇和島シリーズでの演奏なので、比較する方が無理というもの。 以下 ドビュッシー DEBUSSY(1862~1918) ~第2部「ショパン生誕200年によせて」~ と、プログラムは進み こちらは中々の出来 すばらしい指力で ひとりオーケストラのようなエネルギッシュで とても76歳とは思えない、まさに「ピアニストという蛮族」というにふさわしい演奏 おまけに アンコールで弾いてくださったのが ショパンの「華麗なる円舞曲」と「エチュード『革命』」 これ、本チャンのプログラムに入れても良いよねぇ。 わたし的には本日一番の出来に思える、など不埒なことを思っていました。 大サーヴィスのアンコールでした。 アントルモンさんの日程を見ると
このような過密スケジュール お疲れも見せないエネルギッシュなステージでしたが ご無事で日程を終えられるようお祈りいたします。 それにつけても、やはり生の演奏は良いですね。 ハイドシェックが早く来日しないかなぁ、と 予定がアップしない寂しさを味わっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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