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カテゴリ:音楽
当たり前のことのようで当たり前でないのがピアノの大部分が木でできているということ と、言うのは 古来からピアノの響板に最良の材木はルーマニア産のトウヒであったそうであるが 近年この木材の入手は困難と成り スタインウェイやベーゼンドルファーといったコンサートピアノの大御所でさえ 質的に到底及ぶべくもないとされる北米産のトウヒを頼らざるを得ないのだそうです。 そんな事情の中 「奇跡のピアノ」と一大旋風を巻き起こしているのが イタリアのピアノメーカー「FAZIOLI」 その響板として使われているトウヒは ファツィオリ氏が苦心の末探し当てたイタリアのフィエンメ渓谷産の赤トウヒ なんと、この木は、かの弦楽器の王ストラデヴァリウスに使用されていた木材でした。 このFAZIOLIのピアノがなんと、「千川アヴェニューホール(調布市)」にあり そして、弾き手は、かのエリック・ハイドシェック そんなわくわくするコンサートが 来る4月30日(土)15時から開催されます。 世界有数のホールの残響をもしのぐ、との設計思想のもと構築された同ホール FAZIOLIとマエストロがどんな音の世界を開くでしょうか 今から楽しみです。
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