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昨日は「成人の日」、あちこちで成人式が行われました。 きらびやかに着飾った新成人が、ういういしく抱負を述べていました。 もう来年は3度目の成人を迎えよう(笑)というわたしですが 残念ながら成人式に出ませんでした。 若気の至りともいうべきでしょうか 既成のものへの同感よりは反発の多かった時期 「お仕着せの成人式や晴れ着など、ふんっ,何よ!」というのが 当時の気持ちでした。 今はそんな自分を懐かしく思い出します。 ところで、「二十歳のころ」といえば、東大立花研究室のリサーチスタディ 「二十歳のころ」 各界の有名人に、その二十歳のころを振り返ってもらうインタヴューを行い それを一冊の本にまとめたもの なんと!その中に、わがマエストロ、ハイドシェックも入っています。 立花隆という人の物言いはエラそうで、大っ嫌いだけれど この一冊はオススメです。 わがマエストロの二十歳のころ(1956年)は、アルジェリア戦争の真っ只中 音楽家の耳を買われ、通信兵として活躍し 合間にピアノ演奏もしたそうです。 あの、悠然とした趣のハイドシェックに 「戦場のピアニスト」の体験があるなんて、ちょっと不思議 でも、戦後生まれのわれわれからは考えられない 重い体験をされたんですね。
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