485057 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

EYASUKOの草取り日記

EYASUKOの草取り日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

EYASUKO

EYASUKO

Calendar

Favorite Blog

備忘録3 pippi2003さん

ばってん☆日記 ばってん☆日記さん
ほにゃちん日和 MIRLINさん
ウエストエンドのぶ… マダム・オルガさん
・… kimi777311さん

Comments

Burnet@ お世話になりました EYASUKO さん 16年間のブログ生活でしたが…
Burnet@ Re:ありがとう!ゆきちゃん、そしてさようなら(09/15) EYASUKO さんも哀しい思いをされていたの…
EYASUKO@ Re[1]:ありがとう!ゆきちゃん、そしてさようなら(09/15) まりえ5182さん、暖かいお言葉をありがと…
まりえ5182@ Re:ありがとう!ゆきちゃん、そしてさようなら(09/15) 思わず涙ぐみました。ゆきちゃんの写真は…
EYASUKO@ Re[1]:祖国への愛に生きて:ムハ「スラヴ叙事詩」(05/15) pippi2003さん お久しぶりです。 アール…

Freepage List

Headline News

2012.03.05
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

ブログのお仲間のしげやんさんが

和歌山の雛行事をいろいろご紹介して下さっているが

わたしにとっての「ひな祭り」は、なぜか4月という認識なのである。

と、いうのも、母は春休みになると、よくわれわれ姉弟を連れて実家に遊びに行った

母の実家の焼津では、なぜか4月にお雛さまを飾っていた。

「おみせ」といわれた、玄関脇の大きな部屋に

母の母は家付き娘だったので、祖母自身のお雛様と

藤枝市から嫁入りした伯母の持参したお雛様の

フルセットの二組のお雛様が飾られ、それは見事な景観で

3月に家で飾る小さなお雛様飾りはすっかり記憶として遠のいているのだろう。

しかし、その中に、ひときわ異彩を放つお人形が存在した。

天神さん」といわれる衣冠束帯をつけたひげの生えた大きなお人形である。

みやびな、お雛飾りの中で、ここだけ異色の空間があり

子供ごころにも、この違和感が不思議でならなかった。

ところが、この積年の疑問が、地元TVの番組で一気に解決を見たのである。

静岡あさひTVの「街角アルキメデス」という番組で藤枝志を特集した日があって

その中で「小宮人形」の雛具を紹介する場面があり

そこのご主人の話として、「天神さん」のいわれが語られたのだった。

いわく

藤枝を含む志太・榛原地区は古くからお茶の産地であり

端午の節句の時期はお茶の収穫期と重なり、お節句どころではない

そこで考えられたのがそれぞれ季節を一ヶ月ずらし

1ヶ月遅れの雛の節句と1ヶ月早い端午の節句を一緒にやってしまおうということ

そして、五月人形の変わりに学問の神様菅原道真公(天神)をかたどった

天神さんを男の子のお雛様として飾ることになったのだという。

母の実家は、わたしの母が生まれたときに建てられたが

その後道路の改修事業ですべてが収用され、今は跡形もない幻の家となった。

その娘の私が、その幻の家にまつわる謎を

その家が取り壊されたときの母の年齢に近くなった今知ったというのも

何かの奇縁であるのかもしれない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.03.05 14:51:03
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X