485119 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

EYASUKOの草取り日記

EYASUKOの草取り日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

EYASUKO

EYASUKO

Calendar

Favorite Blog

備忘録3 pippi2003さん

ばってん☆日記 ばってん☆日記さん
ほにゃちん日和 MIRLINさん
ウエストエンドのぶ… マダム・オルガさん
・… kimi777311さん

Comments

Burnet@ お世話になりました EYASUKO さん 16年間のブログ生活でしたが…
Burnet@ Re:ありがとう!ゆきちゃん、そしてさようなら(09/15) EYASUKO さんも哀しい思いをされていたの…
EYASUKO@ Re[1]:ありがとう!ゆきちゃん、そしてさようなら(09/15) まりえ5182さん、暖かいお言葉をありがと…
まりえ5182@ Re:ありがとう!ゆきちゃん、そしてさようなら(09/15) 思わず涙ぐみました。ゆきちゃんの写真は…
EYASUKO@ Re[1]:祖国への愛に生きて:ムハ「スラヴ叙事詩」(05/15) pippi2003さん お久しぶりです。 アール…

Freepage List

Headline News

2012.04.11
XML
カテゴリ:音楽

今日は、友人の「うさぎ大好き」さんと娘の三人で

館野泉さんのコンサートに行きました。

まえから行きたい、と思っていた館野さんのコンサートが

図らずも、隣町のホールで聴けるなんて、本当にラッキーです。

演目はバッハのシャコンヌ

スクリャービンの「左手のための小品 前奏曲と夜想曲」

エスカンデ「デヴェルティメント」(館野泉に捧ぐ)

休憩をはさんで、平原あゆみさんとの三手連弾

エスカンデ「音の連弾」(アンリ・ルソーの「夢」によるイメージ)

吉松 隆「タピオラ幻景」(館野泉に捧ぐ)

アンコール:フリースの子守唄(三手連弾)

アヴェ・マリア(作者名をききのがしてしまいました)

館野さんの経歴を見ると、不思議にハイドシェックとかぶってきます。

生まれ年も同じ1936年

20歳前半で国立音楽院を主席で卒業、20歳半ばでコンサート・デヴュー

音楽学校で教鞭をとる傍ら

精力的に公演を続け、収録したCDは、100枚以上

そして、二人とも、音楽への情熱にあふれている。

ハイドシェックもリウマチがあり、左手に若干の不自由があるそうですが

館野さんは、もっと深刻で、2002年に脳梗塞で右半身が不随になるも

 2004年に「左手のピアニスト」として復活

前人未踏の左手によるコンサート曲や三手のための連弾に取り組み

数多くの作曲家から曲の献呈を受け、さらに

「館野泉左手の文庫(募金)」を創設し

同じような左手のピアノ弾きの支援に当たったり、曲の提供を呼びかけているという。

この三手連弾という演奏法に至ったのは

ある日、美智子皇后から「館野さん、連弾をしましょう」というお誘いがあり

急遽作曲家に「子守唄」を三手連弾用にアレンジしてもらったのが最初とのこと

「けれど、ボクのパートは、おんなじリズムの同じ旋律を繰り返すもので

皇后からは、『次の曲は、もっと館野さんが難しいものを弾く様にしてください』

というご要望がありました(笑)」

これをきっかけにお弟子さんの平原さんの協力を得て

三手連弾という道の地平を切り開いていったそうです。

演奏に出てくるとき、不自由な右足を引きずり、歩みが大変な中

会場の拍手に応えて、何回も挨拶を繰りかえされたり

穏やかな口調でアルゼンチンの作曲家エスカンデの曲の前に

ルソーの絵をかざしてみたり(当然見えませんでしたが)

終始お人柄の見えるMCを交えての演奏会

これが、左手だけの演奏なの?と思える素晴らしい演奏が会場を包み

奇跡のおすそ分けをいただいた一夜でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.12 10:51:22
コメント(12) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X