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4月に長年入院していた主人の叔母が亡くなったのだが この人の所有する土地が1筆あり その相続のための書類を整える中、とんでもないことが判明した。 実は、主人の家は、同じアザに住む本家から曾祖母が分家したのだが その曾祖母が2回結婚していたことがわかったのだ。 しかも、そのお相手というのが、叔父・甥の関係にあり 叔父に当たるKさんが、最初に曾祖母と結婚し、生まれた子供が主人の祖父で 4人も子をなしながら、どういうわけか曾祖母と不縁になり、離婚 そのあとに甥に当たるSさんが、曾祖母と再婚し 現在の我が家の元となる分家を行っている。 当然、我が家のお墓にはそのSさんがご先祖さまとして入っているのであった。 と、ここまでは、当時は子供がたくさんいた社会なので 叔父・甥の年が近かったり、時には叔父のほうが年下だったりということはよくあり 本家の長女だった曾祖母に誰か娶わせて分家させようと物色したところ 適当な年代の叔父と甥がいて、人間の好き嫌いというものから 出入り(笑)が起ってしまった、くらいのことはよくあることだったかもしれない と、一応の理解も得られるのだが しかし、摩訶不思議なことに このSさんは、最初親戚に養子に行き、そこを不縁になり養子縁組を解消 そのとき4人も子をなしたのにもかかわらずKさんが曾祖母と離婚していて まぁ、誰かを曾祖母と娶わせて分家はさせようじゃないかとのことがあり おりよく不縁となって戻ってきたSさんに白羽の矢が立ったのかもしれないのだが そのお替りに、曾祖母と離婚したKさんが、Sさんの元の養子先に 養子として入り込み、そのまま天寿をまっとうしたらしいのである ゆえに、主人の祖父は、その戸籍に、父の欄に苗字の違った実父の記載があり さらに分家して我が家の戸主となったSさんの「猶子」という記載生じていたのだった。 どうしてこんなことが起こったのか、今となっては知る人もなく 残された子孫一同は、ただ意外な事実の前に首を傾げるのみであった。
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