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11月23日(祭)、いよいよエリック・ハイドシェック日本ツアー2013の始まりです。 こけら落としはマエストロにとっても初めての舞台 八ヶ岳音楽堂でした。 夕方17時の開演とのコトで、16時のロッジからの送迎バスででかけたところ 早くもホワイエではお飲み物と簡単なサンドイッチの提供があり おひとりさま1杯限定のシャルル・エドシックのお振る舞いもありました。 今年還暦を迎えた妹のお祝いをかねて かねてから妹が行きたかったという八ヶ岳高原ロッジ主催のコンサート 武満徹氏やリヒテルの助言を受けて作られたこのコンサートホール 140席のホールは満員の盛況でした。 わたしたちが席に着いたときはまだ、残照のなかに周りの雑木林がシルエットを映す すてきな雰囲気の中での始まりでしたが いざ、コンサートが始まってみると なんと、舞台以外は証明を落とした。真っ暗な中で ただ、マエストロだけがスポットを浴びた状態で演奏が始まり これがこの音楽堂のスタイルなのかなぁ、と ちょっと奇異に感じていました。 確かに、音楽堂の天辺は吹き抜けになって空が見えるようになっており 星空の下のコンサートというイメージの演出なのかなぁ、と思ったりもしたのですが ハイドシェックも、ちょっと神経質に成っていたようで 前半小曲ばかりのプログラム構成のなか 2~3曲弾いて舞台の袖に引き込み、また登場して2~3曲弾くということを繰り返し ミスタッチ、弾きなおしが何度かあり ’I'm Sorry’と、ノリがイマイチだったように思います。 でも、さすがに、あの天の音のような高音は健在で これから尻上りに調子を上げていくでしょうから 29日の東京公演はきっと期待できるものになるのではないかな、と 残念ながらわたしは今回のコンサートで今年は打ち止めですが 東京公演に期待しています。 今年77歳を迎えたハイドシェック 冬に向かう季節での公演は、お疲れがあるのではないか 夏のさわやかな季節にあの八ヶ岳の清涼な空気の中を散歩していただきたかったな そうすればもう少しリラックスした演奏になったのではないか、と ちょっと残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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