現代アートと空中散歩
豪華な昼食のあとは首相官邸の脇を通って国立新美術館へ行きました。官邸の外側は石庭をイメージしているのか石と竹で作られた庭のような外壁となっている植栽の中にはギボウシなどもあり、ビオトープのようその脇がすぐ地下鉄の駅なのには驚いてしまう。地下鉄を利用してテロリストなんぞが攻め込んできたら、どうするんだろう?そういえば、地下鉄の駅って核シェルターにもなるって、都市伝説もあったっけ。などなど、オノボリサンはいろいろ考えてます。( 閑話休題 )国立新美術館のあとは、地下鉄で六本木ヒルズへメグさんの足取りは迷いなく歩を運んでいく我々オノボリサンでは、こうはいかない「ホリエモン、まだここに住んでるのかしらね?」なんて、バカを言ってしまう。案内されて、森美術館に「英国美術の現代史:ターナー賞の歩み」展1984年に創設されたこの賞は英国の風景をさながら「朦朧体」ともいうべき筆致で描いたジョゼフ・マロウド・ウィリアム・ターナーに由来し50歳未満の英国人または英国在住者を対象に何人かのノミニーのうちからたった一人のアーティストをその年最も旬なアーティストとして選ぶものです。それだけに、この賞を受賞することはアーティストにとっては大変な名誉でありまた、受賞作によって、現在の美術の傾向がわかるというわけです。会場で印象に残ったのはこれデミアン・ハースト「母と子:分断されて」ホルスタインの母子が真っ二つにされてホルマリン漬けになっている本物なのかどうか、わからないが(多分本物)内側は間が空いていて通れるようになっているがビビリの私は、恐ろしくって通ることなんて出来ません!でも、この衝撃に脳は活性化そういえば、狂牛病はイギリスが発生地だったなクローン山羊のドリーもイギリス産だったな食物を食べなければ生きていけない我々人間の業などなど様々なことを考えさせられました。このように、この賞は、現代美術の動向を探るものであるとともに、きわめてメッセージ性の高い作品が選ばれています。それは、メッセージを歌に乗せて全世界に届けたザ・ビートルズの世界と確かにつながっているのでしょう。☆ ☆ ☆続いて、六本木ヒルズの屋上の「東京スカイデッキ」にチケットを片手にエレベーターに乗り込もうとするわたしに係員が、大きなひも付きのビニールバッグを持ってきて「携帯電話とカメラ以外は、この中に入れてください」とのこと「えっ、チケット一枚だけこの中に入れるの????」の疑問は階上に出て氷解なんと、この屋上、ヘリポートになっていてそのぐるりのスペースをスカイデッキとして公開しているものビル風という突風が吹き上げてくるのだそうである。告白しちゃいますが、実はわたしはかなりの高所恐怖症(単なるビビリですが---)下が素通しとなる階段なんぞは、自慢じゃないが二階にあがるのもイヤ吊橋なんざ、もってのほかのビビリでございます。と、言うわけで、ここのお写真はなし景観は、どうぞ,pippiさんのブログでお楽しみください。念のため申し上げておきますが、足元がしっかりしていて、まっすぐを見る分には格別どうってことはないのでここの景観はしっかり愉しませていただきました。ビビリながらも愉しむところはしっかり愉しむのがEYASUKO流、なんちってチケットその他のご手配をいただいたメグさんに深く感謝いたします。さぁ!次はサントリーホールです!!!