マザー・テレサ生誕100年
生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭にいってきました。1日6作品上映される中3本みることができました。マザー・テレサが天に帰られてから、もう12年が経っているなんて、びっくりしました。フィルムの中のマザーは祈りと愛の人でした。朝の祈りに始まり、忙しい日程の中で、移動の車中は深い祈りの時間、困難に出会った時も祈り神の御心に添うてあるきます。「優しさとは最も強い力、優しく生きるとは最も厳しいこと」私の大恩人の言葉ですが、まさにマザーの生き方そのものです。祈り、ゆるぎない信念を生きるその姿に心の底から畏敬の念が湧きあがってきます。そんな素晴らしいマザーを、現場でボランティアをして本に書き上げた作家がいます。神渡良平氏の「マザー・テレサへの旅路」は、ほんとうに珠玉の一冊です。感動で何度も涙がながれるのです。洗濯機もない現場で糞尿にまみれた沢山のシーツや汚れものを素手で洗い、運ばれた瀕死の人の臨終に立ち会う、そんな体験をしながらマザーに触れていきます。神渡氏の本の中の言霊はそこはかとなく優しい、ほんとうに優しい・・・。神渡氏は地方の新聞記者をしておられました。38歳の時、脳梗塞で右半身不随となり、寝たっきりの状態になられたのでした。天は最も優しく最も強い物の一人として神渡氏にしるしを付けられたのではないでしょうか。神渡氏は天に誓われたのでした。「文章で人の心を助ける」と・・・。その誓いどうり作家となられその著書は多くの人々の心の支えとなっています。今も右足が少し御病気のなごりがありますが、全てを神にゆだねられて全国を講演に回っておられます。ある時、天からメッセージを受けるという方から言われたそうです。「あなたのほんとうに優しい、素晴らしい感性は身体が動かせない時に培われたものです。」といわれたそうです。脳梗塞にならなっかたら、こんなにも人の心動かせる文章はかけなかったのかもしれませんね。その神渡氏の講演会が2月24日 1時30分~ 月船であります。「天真に生きる」ぜひ、ご来場下さい。心よりお待ちしています。