カテゴリ:禁煙チャレンジ
昨日、個人病院の禁煙外来に急遽予約が取れたので行ってきた。
1時間近く、簡単な検査と担当の医師から詳しい説明を受けた。 担当の医師がかなり怖い印象だったので、 行った早々からくじけそうになったが、 時間を割いてこちらの喫煙歴や生活習慣などを 細かに聞いてくれる誠実な診察に心動かされた。 最近の煙草は「ライト系」の軽い煙草が多く市販されている。 私自身、軽い煙草に変えて、喫煙という罪意識を 少しでも軽くしているつもりだったが、 今回、医師からはそれが無意味だった事を教えられた。 フィルターに開けてある穴が軽い煙草ほど多くなっている。 その穴を唇で塞いで吸うのだから、ニコチン含有量がいくら低いと言っても 体内に吸収されるニコチン量は変わらないという事らしい。 しかも軽いと吸った気がしなく、かなり深く吸い込むようになり 必然的に吸う本数も増える。まるで意味がない。 また、煙草に含まれる有害物質の中にアンモニアがある。 これは、ニコチンが、よりよく体内に吸収される手助けをする。 要は、ニコチン中毒をつくる為に含まれているようなものだ。 JTは、ほぼ薬物中毒に近い物を堂々と市販している。 そして私は、18歳の時から欠くことなく煙草を吸い続けた。 自分に対して勿論、健康の裏切りになるのだが、 一番の悪は、周りの人の健康まで犯してしまっていた事だ。 今回の診察で、周囲に喫煙者が常にいる人が 非喫煙者の人に比べて、かなり疾病率が高くなっているのを教えて貰った。 その人自身が喫煙していた訳ではないのに、 家族に喫煙者がいるだけで、肺ガンで死ぬ可能性が多くなる。 また、直接肺に吸い込む主流煙に比べて、周りの人が吸う副流煙の方に 有害物質やニコチンの量が多く含まれている事も、改めて実感させられた。 堅苦しく書いてしまったが、言いたいことはこれだけ。 今日から死ぬまで喫煙しない様に頑張ろうと思った。 簡単ではないが、ニコチンパット2週間分を処方され、 今朝から使用し始めた。最終喫煙は、今朝起きた時に ニコチンパットを貼る直前に吸った。 気持ちよくその喫煙ができた訳ではないが・・・。 ニコチンパットのおかげなのか、つい先日までの禁煙に比べ 離脱症状がそれほどひどく感じない。 先日までは、頭から煙草の事が離れなかったのだが、 今日は、食後や労働後の一服時にしか煙草の事を思い出さなかった。 どうしても食後は吸いたくなった。 仕方ないので例の「禁煙草」を1本だけ吸った。 でも、それで満足できた。 今回は生まれて初めて禁煙に成功するような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.28 19:29:24
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