ももんがのお家

1月17日です

17年前

私はまだ独身だった

だんなとは付き合ってはいた

地震の時は実家

揺れを感じて起きてしばらく動けず

揺れがおさまったらすぐに1階の台所に行ってガスを止めた

TVの情報も無い

当時は大阪の東の方に住んでいた

仕事場までは車で30分ほど

特に何も考えずいつものように出勤した

それでも途中の車も少ないし、

実際多きな揺れも車の中で感じていた

当時、仕事場では神戸の仕事もしていたし、

神戸に事務所もあった

友達もその事務所にいた

仕事場でも揺れはあるし、状況は良くわからなかった

神戸の事務所にも連絡が付かなかったけど、

その日は揺れも多かったので女の子は昼前に帰宅した

状況がわかって、

神戸の事務所と友達の安否がわかったのは翌日

みんな無事だったけど事務所は半壊

友達の家は形は残っているけど全体が歪んでしまって、全壊だった

でも避難所は人が一杯だからとそのうちで日々を過ごしていた 

 とにかく

「家よりも大変な人がいる」

とお互いがお互いにとてもやさしかった時だった

仕事が神戸で沢山出てきた

建築関係だったので建物の修繕や、

建物の状況を判断するなどの仕事が沢山来る

少しすると何とかガタガタの道路や行けるまでの電車で

事務所の男の人が神戸に向かっていく

帰るととにかく往復の家庭での疲労でボロボロだった

「映画の世界や・・・」

と呟いた一言がすべてだった

現場の近くは落ちた阪神高速の真横の場所もあった

当時の現場写真を見せてもらったけど本当にひどい惨状だった

あれから17年

友達は家を壊さずに何とか修繕でなおして同じ場所に住んでいる

やっぱり住み慣れた場所が良いらしい

震災の事は忘れない

忘れちゃいけない事なんだと再確認する

東北の地震、鳥取の地震、奈良と和歌山の災害

・・・・

色々とある度に

忘れちゃいけない事をまた改めて思おう