先週祝日で聞けるタイミングになかった、
先輩がパーソナリティをつとめるインターネットラジオ。
再放送される今日を、ほんと楽しみにしていた。
先週聞いた友人は、号泣必至と言っていたので、
内容は想像できていた。
今回のゲストは、先輩の短大時代のご友人で、
某オーケストラにおつとめの方。
このオケ、私の代の部長くんが所属していたところ。
22年半前、演奏旅行中に、体調が急変し、
亡くなった時も、その場にいらした方。
亡くなった翌日の夕方、同期の同じパートの子から
連絡をもらい、
そこから3日後の告別式に参列した。
ショックだったし、落ち込んだりもしたけれど、
同期とはいえ、そこまで仲良くしていたわけでもないし、
演奏旅行中に、ということ以外、
詳しいことを知ることもなかった。
亡くなる前日の演奏会では、「シェエラザード」を吹いた、とか、
演奏旅行先でのことだったので、
羽田にお迎えにいった(たぶん)同期がいた、とか。
化粧したばかりの朝の放送。
内容も予想できていたし、絶対に泣くまい、
と思っていた。
このラジオの番組名にもなっている、
「部訓」とでも言えるような言葉、
これを毎日練習前に部長が言って、
その後部員全員で繰り返すのだけれど、
「(彼の名前)も言っていた『(部訓)』を」
と番組の最後に先輩がおっしゃった途端に、
涙腺決壊。
赤ジャージ着て、みんなの前に立つ姿を
思い出したら、もうだめだった。
佳人薄命。
私は長生きするということ。