大相撲名古屋場所千秋楽。
正直、こんな千秋楽は予想できなかった。
連敗で始まった隆の勝。
4勝3敗で迎えた中日からの8連勝。
元大関3人に勝ち、横綱も倒し、
先場所優勝の大の里にも勝ち。
横綱との星の差はひとつ。
本割で横綱が勝てば、それまで。
ところが、ここで奮起したのが、
今日の横綱の相手、琴櫻。
部屋は違うけど、小学生の時から、
市の相撲少年団で一緒に稽古した仲。3つ違い。
もちろん、琴櫻にしてみたら、
単純に、自分の白星を二桁に乗せたい思い、
合い口の悪い横綱に勝ちたい思い、はあっただろう。
けれど、地元力士を応援している身としては、
優勝決定戦に持ち込むために、
隆の勝の援護射撃をした、と思いたくもなる。
そして、優勝決定戦。
ちょっといけるんじゃないか、と
思った場面もあったけれど、
さすが、横綱。
力、そして技術。
でも、隆の勝の来場所以降に期待できる内容。
今場所、推し力士20人のうち、
勝ち越したのは、8人。
負け越し10人、全休場2人。
先場所が、負け越しは3人だっただけに、
みんな跳ね返された感じ。
そんな中、新十両力士が出てきそう。
来場所も楽しみ。